>>449
92年の全日本F3000/F3で、ラルトのマシンがどうしようもないポンコツだと分かっても
レイナードとかダラーラとかに換えるという判断が遅れて
中野信治がリザルトからいえば可哀想な事になった、という例はあったけど、
特にそういう「名選手名監督にあらず」のテンプレ的イメージは無いな。

「ラルトが駄目だからすぐに別のに換えれば良いって話じゃない」という当時の判断は
結果からいうとチームの技術力とか中野自信の引き出しとかいう面でいえば
長期的にはプラスに働いたという面はあって、
だからチームは翌年からレイナードに替えて、中野はダラーラ陣営のスーパーノヴァに移籍したら
両方とも一気に開花する事になる。

ピットストップ義務化当初のフォーミュラニッポンでも「中企は作業内容が洗練されてトップレベルに速い」
とか言われてたものだから。

むしろハセミMSがチームとしては今もう存在してないとか
セルモもINGINGとくっつくまでしばらく低迷期があった、チームルマンがここしばらく勝ってないとか
そういうような感じで、道具まで込みのチームを構成する要素の何かが
今の状況と噛み合ってないって方じゃないの。

そういえばナカサンがもし年齢なり何かを理由にそろそろ隠居するよとなった時には
中企を継ぐのは誰になるんだろう。酒井レーシング→セルモみたいな感じで
チームの番頭格的な人が継ぐのか、もしくは坂東商会や土屋Eng方式か。

社員がいきなり露頭に迷うパターンとか、「長年付き合ってきたスポンサーとの繋がりという基盤はある」
からいえば、いきなり畳む選択肢を取らない方が得策感もあるし。