ホンダF1がアゼルバイジャンGPに投入したSpec2エンジン。
ドライバー4人がファーストインプレッションを語る
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 ホンダはアゼルバイジャンGPに、アップグレード版”Spec2”のICE(内燃エンジン)を持ち込み、
レッドブルとトロロッソの計4台に投入した。

 このアップグレードについてホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、「主に信頼性の向上
ですが、若干のパフォーマンスアップも行なっています」と説明していた。

 では、実際にこのSpec2を走らせたドライバーたちは、どんな印象を持ったのか?

「僕にとっては、とても明確なことだよ。200馬力も増えたわけじゃない。200馬力も増えていたら、
それはちょっとしたものだ」

 そう語るのは、トロロッソのダニール・クビアトだ。

「残念ながら、どのくらい出力が増えたかということについては話していない。エンジンの挙動、
そして微調整できることについては、エンジニアの方が評価できるだろう。僕はドライブを続ける
だけだ」

 パフォーマンスの向上を感じるか? そう尋ねられると、クビアトは次のように語った。

「あるよ。信頼性の向上と、そして少しのパフォーマンスだ。その量については分からない。今夜、
それを明確にする予定だ。多かれ少なかれ、それがどのくらいのモノであるかを理解するためにね。
でも聞いている限りでは、すべてがうまく動いているし、振舞っている。フィーリングからでも、すべてが
問題なく動いていた。僕にとっては、ホンダが懸命に働いてくれるのは良いことだし、彼らから
もたらされるモノは良いモノなんだ」