【開幕戦のトロロッソ・ホンダ】予選Q3進出が見えた中で2台とも無念のQ2敗退。
交錯するたしかな期待感と欲求不満
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 トロロッソ・ホンダの開幕戦予選が終わった。結果はアレックス・アルボン13番手、
ダニール・クビアト15番手と残念ながらQ3進出はならなかった。ところが予選後の
2人のドライバーの表情は、思ったよりずっと明るかった。今季のトロロッソのマシンと
自分自身の戦闘力に、今回の予選結果以上にたしかな手応えを感じていることは、
どうやら間違いなさそうである。

まずはダニール・クビアトが予選を振り返った。

──Q1はよかったのに、Q2は欲求不満の結果に終わってしまいました。

クビアト:そうだね。でもFP1から着実にクルマは速くなっていったし、その意味では
満足してるよ。Q2で期待したようなタイムが出せなかったのは不運でしかなかった。
セットアップ変更が裏目に出てしまったのもあったし、僕の目の前で(セバスチャン)
ベッテルがコースアウトして、その影響もあったかもしれない。それ以外にもどの
マシンも本当にタイム差は僅差だし、ほんのちょっとしたことで大きく順位は上下して
しまう。それは開幕戦だけでなく、これからもずっと続くだろうね。

──とはいえ、今年のトロロッソのポテンシャルの高さは実感できた。

クビアト:そう思う。結果的にQ1のタイムで、Q3に行けてたわけだからね。もし今後も
クルマのスイートスポットに入れることができれば、期待できるシーズンになりそうだよ。