成る程あの757の時はそこまでは考慮する必要が無かったのでしなかった、という事ですね。
有難うございます。
757に関しては基本的にもう日本で「一般の好事家が手に入るレベルで出物が来る」
ということも二度と無いんで確かに考える必要もない話でした。

787B-002のグッドウッド事前テストの小破騒ぎの時の件に関していうと
これはもう社内とか協力業者の人でないと実際の作業内容は分かりませんよ。
757先生がこれに関わってたという事であれば詳しくお伺いしたいですが、
一般的には002と003の2台の各々に残っていた痕跡から推測するしか無いので。

私は「グッドウッド後」に002を2回と003を1回(そのうち1回は2台同時)確認していて、
修復痕だけ見た限りでは燃えたとかタブまで逝ったとかいう話じゃ無いなと見たというだけですが。

勿論これとて有能なレストアラーがあらゆる手を尽くせばどこまで取り繕えるかは分かりませんし
それだけのためにマツダが予算を惜しまなければ何でも出来るとは思いますので
この先はスペシャリストの見解をお願い致します。

「20周年レストア」の件はまた別の話だと思うので。この時は002自体全バラに近い作業をしているようですし
003に至ってはこの時点で樹脂フロントスクリーンに換装しているそうで、
各種報道でも手持ちのパーツの中で状態の良い物から順々に使っていったとされる、と
それ以上は現場で見てるんじゃないので分かりません。

それにしても何より不思議なのは、日本でそんな苦労してレストアしてる間に
アメリカにあるR26B搭載マシンの少なくとも2台があんな調子良く走ってる点なんですが。
熱心な技術指導の末に向こうの技術力が本国のそれを超えちゃったのかと思うほど。