銀と金

金の橋
森田と中条が行なうギャンブル勝負。中条が本物のセザンヌの絵(「ジャ・ド・ブッファンの眺め」)・プロが描いた贋作・三流の画家が描いた贋作の3枚のうちの本物を当てるというもの。持ってきた金を使って絵までの距離を買うことができる。
部屋を薄暗くし、3枚の絵のうち1枚は隠す。最初は5メートル離れた位置から100万円につき1cm近づける。中条が用意した資金は4億円。その札束を並べて上に乗り進んでいき、床に足を着いたら失格。特例として、一時的にではあるが5000万を支払って照明を斜め上から当てることが認められる。

誠京麻雀
蔵前が行なっている特殊麻雀。基本的なルールは通常どおりだが、蔵前の思想から多額の金を投資できる者が有利になっている。不正行為は原則的に(後述)禁止されているが、コンビ打ちはあるていど黙認される。
開始時に蔵前が指定した金額を借り、それを賭ける。これは挑戦者が一生かかっても払えない額、いわばその人物の「買い取り金額」をあらかじめ指定してあるため、負けた場合は生殺与奪の全てを蔵前に握られることになる。(西条は15億+持ち込み11億、銀二達は銀二400億、巽・安田40億ずつ、森田20億の計500億)
場代として牌をツモるごとに供託金を支払い、卓の下に設置された箱へ入れていく(箱が一杯になれば、現金の代わりに同額分のチップを入れる)[注 3]。供託金は一局ごとに100万から始まり、親はツモ順が巡って来た時に倍々に上げられる権利を持つ。供託金を払いたくない場合は「降り」を宣言し、その局の投資を止められるが、以後は全てツモ切りしなければならないため、他者へ放銃する危険性が高くなる。なお、親は降りても場代のアップ権は維持される。
ツモった牌が気に入らなければ、場代の3倍を支払って隣の牌をツモり直せる。隣の牌から元の牌への変更と降りたあとは不可。
役満を振り込んだ場合、変動相場制の役満祝儀が発生する(場代が400万・供託金が12億の場合は0.4×12億で4億8000万円)。相手側にツモられた場合も祝儀を支払うという台詞があるが、どの程度支払うのかはっきりしていない。


300億サシ競馬
銀二と河野が行なう勝負。両陣営が6頭ずつ馬および付随する調教師や騎手などを用意し、一着馬を出した陣営を勝ちとする。単純に一番早くゴールした馬を一着とする。公式の降着・失格や不正はいっさい不問。