「間隔空けばマスク外していい、一因かも」22人感染の高校教頭…学級閉鎖広がる

新型コロナウイルスの感染が教育現場でも広がっている。
北海道で10月以降、学級閉鎖などの措置をとった学校は30校を超えた。
受験シーズンを目前に控え、学校や教育委員会は警戒を強めており、
現場では感染対策の強化に追われている。

■■「マスク外し」一因か

 「十分な対策を取っていたが、感染者をゼロに抑え込むことの難しさを実感した」
教室内ではそれまで、机の間隔を広く空けたり、
窓を開けて定期的に換気するなどの対策をとってきた。
それでもクラスターを防げなかったのはなぜか。
大木教頭は「夏場に行っていた熱中症の対策の名残から、
『間隔を空けている場合はマスクを外してもいい』としている部分もあった。
感染拡大の一因になったのかもしれない」と推察する。