2020年12月8日
高校生に 5万円届きました
https://www3.nhk.or.jp/news/special/kosodate/article/pickup/article_201208.html?utm_int=detail_contents_special_004
このサイトでは7月、コロナ禍で経済的に厳しい高校生の大学受験を支援しようと、奨学金のための寄付の募集を始めたNPOの活動についてお伝えしました。

支援対象の高校生たちの中には、ひとり親世帯の子も多くいます。大学入試の受験料などを気にして、将来の選択肢も狭めようとしている子も…。

7月の記事【5万円あれば… 夢をあきらめさせない】

その後、NPOから「目標とする寄付金が集まり、全国の高校生に奨学金を支給できた」という知らせをもらいました。

今回は、支給を受けた高校生やその家庭から寄せられた切実な声、そして「もっと支援が必要」と訴える現場からの声をお伝えしたいと思います。

(ネットワーク報道部記者 大窪奈緒子)

夢をあきらめさせない


キッズドアの学習会の様子

奨学金の寄付を募り支給したのは、収入の少ない家庭の子どもたちの学習支援などを行っているNPO法人キッズドアです。

新型コロナの影響で経済的に厳しい状況にある高校生は、大学入試の受験料や、参考書代などの費用に頭を悩ませています。

キッズドアはこうした高校生たちの受験勉強を支えようと、ことし6月から8月にかけて、ネット上で奨学金のための寄付を募るクラウドファンディングを行いました。