県教委は処分公表せず…複数の少女にみだらな行為か
26歳元中学教師が懲戒免職「被害者特定の恐れ」

複数の少女にみだらな行為をしたとして、岐阜県内の公立中学校の
元教師が懲戒免職になりました。教育委員会は処分を公表していませんでした。
 岐阜県教育委員会などによりますと、岐阜県内の公立中学校の元教師の男(26)は
今年5月から6月にかけて、18歳未満と知りながら複数の少女にみだらな行為を
したとして逮捕・起訴されました。
 県教委は8月31日付けで男を懲戒免職処分としましたが、
被害者の特定につながる恐れがあるなどとして、処分について公表していませんでした。
 文部科学省によりますと、2018年度に子どもへのわいせつ行為で処分を受けた
公立学校の教師は282人と過去最多となっています。
 また過去の処分歴を隠して再任用され、再び事件を起こすケースも確認されていて、
深刻な問題となっています。