「同僚が小6女子をヒザの上に」“わいせつ教員”過去最多に…
9月28日、学校での性暴力防止に取り組む保護者団体「全国学校
ハラスメント被害者連絡会」が、文科省に提出した署名が話題に
なった。その内容は「子どもにわいせつ行為をして懲戒処分になっ
た教員に、教員免許を再交付しないでほしい」というもの。同団体
の呼びかけで、わいせつ教員への免許再交付に反対する署名は約5万
4000筆集まったという。
現行の教育職員免許法では、子どもにわいせつ行為をはたらき
懲戒免職処分を受けて教員免許が失効しても、
処分から3年以上経過すれば免許の再取得が可能だという。
文科省は制限期間を5年に延長する規制強化を検討しているが、
「そもそもわいせつ教員への“免許の再交付”をやめるべきでは」という声が、
保護者から上がったのだ。
 保護者からすれば、わいせつの前歴がある教員が再び生徒と交流するのは
不安だろう。一方で現場の教員たちは、この「免許再交付問題」について
どう感じているのだろうか。