>年齢気にして新採研修が恥ずかしいとか

この部分は明確に違います。
教委の財政面から、初任者研修の対比費用効果を考えるからです。
聞くところによれば、初任者研修は一人当たり100万円程度の費用がかかるそうです。
それだけの費用をかけて、あと10年程度で定年となってしまうような人(50代なら、もう数年で終わり)に、お金をかけるべきなのか、という心理的な部分ですよ。

年齢無関係に「同一給与額」も、こういった考え方からです。
教委にすれば、正規採用者には「前歴換算して、初任給を決める」制度が、公務員雇用である以上必要です。
これでは、特に中高年には不利です。
「多少、給与が低くても良いから・・・」という人なら、教委も採用しやすいのではないのか、ということですね。
(校長公募などの、任期制雇用の多くは、「一律額給与」も導入されていますから、法的には不可能ではないはずです。)