大卒と高卒「コロナへの警戒姿勢」の決定的な差
検証した8つの可能性の中で最もわれわれのデータと整合的だったのは、高卒者
は感染リスクに対する情報量や予想感染リスクが低く、
これがソーシャル・ディスタンス行動の障害となっているという解釈であった。
高卒者と比べて大卒者はニュースや新聞を確認する頻度も多く、われわれのアン
ケートにおける「新型コロナウイルスが、自分に直接関係のある問題だと感じま
すか?」という質問に対しても「強く感じる」と回答する傾向があった。