日本の常識、世界の非常識

北米は8月中旬以降、カナダの一部で9月初め
欧州は9月初旬以降、スコットランドは8月下旬

なるほど、欧米の「大学」との交流だけを考えれば、これが「世界の常識」と言えるだろう

アフリカは欧州と同じで9月が多いが、南米はブラジルは2月、アルゼンチンは3月
オセアニアはニュージーランドが1月下旬、オーストラリアが2月上旬

アジアで一番の教育先進国シンガポールは1月初旬、Covid-19感染防止対策で世界の優等生となった台湾は2月
アメリカ名門大学の進学者数がアジア2位、進学率ならトップクラスの韓国は3月上旬

2016〜17年度のハーバード大学・大学院の外国人学生は4,900人ほど
中国:921人(24年前は231人) 韓国:305人(24年前は123人)
日本:107人(24年前は190人以上 2年前は82人)

日本人の学部入学者は毎年2人ほど ほとんどは留学専門の塾からの入学
こういうアシストもあってか、やや持ち直しているようだ
大学院は「この禿げ」などキャリア官僚の遊学分も多数含まれている

21世紀に入ってからの自然科学部門のノーベル賞受賞者数世界2位、世界第3位の経済大国日本は4月

留学生の交流が大事なら、世界トップクラスの欧米名門大学と張り合うのではなく、
アジア・オセアニア、日系人の多い南米などと親戚交流すればいいではないか
インドも3月下旬と、日本とほぼ同じだ

判明しているだけでも、世界の3分の1の子どもたちは非9月入学だ。アジア・オセアニアに限れば、9月入学は主流ではない