『新しい給食スタイル』始まる 調理パン・牛乳・デザートのみ... 児童「パンが大きくてびっくり!」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0e3261ee0f1a799d9a4b00128d6fb8856de7069

分散登校が続く長野市の小中学校では、25日から給食が再開しました。
当面は新型コロナの感染拡大を防ぐため調理パンと牛乳、デザートいう簡単なメニューでの対応となります。

長野市の城山小学校。分散登校のため3年2組は、きょう3人のみの登校です。
授業に集中する子どもたち。一方、午前10時に給食室をのぞいてみると…。

教員4人が配膳用の机や箱を消毒していました。長野市の小中学校は、25日から感染予防に気を配りながら給食の提供が始まりました。

児童は給食前にしっかりと手を洗います。一方、配膳を行うのは担任1人です。

「いただきます」

児童たちは同じ方向を向いて、静かに食べなければなりません。子どもたちがほうばっているのは、エビフライを挟んだコッペパン。
配膳時間を短くするため、長野市では当面コッペパンにおかずを挟んだ調理パンに牛乳、デザートのみを提供します。

食中毒のおそれがあるとして野菜はありません。いつもと違う給食に子どもたちは…。

児童:
「とてもおいしい」
「いつもよりパンが大きくてびっくりした」
「前みたいに、みんなと一緒に給食を食べたい」

城山小学校・水倉美和子教頭:
「食事をするのはとても感染リスクが高いので、
(感染防止を)最大限、配慮して楽しい時間を保証したいと思って、きょうを迎えた。
学校でも新しい生活様式に従った生活の仕方を指導していきたい。」

長野市は、今週は分散登校を続け、通常授業は来月1日から始まります。