新型コロナ対策 小中学校の修学旅行について県内巡回の検討を要請・宮崎県
MRT宮崎放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/66a03a89266fad04a9ff4bea83f8a16637286edc

新型コロナウイルスの影響を受けた経済や雇用の問題を話し合う対策会議が宮崎市で開かれ、宮崎県や経済団体などが意見を交わしました。

この中で、河野知事は、厳しい状況が続く、観光や宿泊業界を支援するため、
小中学校の修学旅行について、市町村の教育委員会に対し、県内を巡回するプランの検討を要請していると報告しました。 

3日の会議には、県や市長会、それに商工会議所連合会など行政や経済の関係機関から、約50人が出席。
まず、県から、口蹄疫の経験を生かし、いち早く経済の再始動につなげるプロセス、「宮崎モデル」を盛り込んだ経済対応方針について説明がありました。
続いて、意見交換が行われ、観光関係者から、ホテルや交通機関をめぐる厳しい現状が報告されました。

(県バス協会・会長)「高速バスについては、4月が90%減と県外からお客さまが入ってこないという状況が続いている」
(県ホテル旅館生活衛生同業組合・理事長)「ほとんど予約が入らない。修学旅行を今年度に限りで良いので、県内で実施していただけるとありがたい」
(河野知事)「(修学旅行については)県内をまわっていこうということで、県の教育委員会から市町村の教育委員会に働きかけている」

宮崎県では、今回寄せられた意見をもとに、予算編成など、今後の施策に反映させていきたいとしています。