川越少年刑務所(埼玉県川越市)は14日、菓子を受刑者に買い与えたなどとして、
法務事務官の男性副看守長(48)を同日付で減給100分の20(2カ月)の
懲戒処分にしたと発表した。

 同刑務所によると、副看守長は昨年2〜6月、自費で購入したノートや菓子を
受刑者に与えたほか、他の受刑者2人の私服などを正規の手続きを経ず保管した。
「受刑者をおとなしくさせたかった。事務手続きが面倒だった」などと
説明しているという。

 柴田房雄所長は「国民の信頼を損ねるもので誠に遺憾。職員の指導を
徹底する」との談話を発表した。