数年前にK智に勤めてた。
専任の先生、あまりにコマを持ちすぎ。
1限から放課後講座をふくめて7コマ連続とか。
体が壊れかけてたみたいだけど、その先生、今でも元気だろうか。
プリントはわら半紙。夏場とか湿気で重送まみれになってまともに印刷できない。生徒は鉛筆だとうまく字を書けないから、ボールペンを使って書きこむ。
おそらく教員免許はもってないだろう早稲アカの先生たちがやたら授業を持ってた。あれはどうやって法律の穴を縫ってるのか今でも不思議。あそこまで露骨に塾の先生が教育現場に入りこんでる学校はとてもめずらしい。
そして自分は埼玉県最低(ということは全国最低)といわれる1コマ2300円の非常勤講師。他のオファーはK大附属非常勤しかなくて、それでも学校の教員になりたかったから、噂は知ってたけど引き受けた。
みかけの偏差値は高いからか、けっこう優秀な生徒もいた印象。でも設備はボロくて最低だし、駅から歩いて20分の辺鄙な場所にあるからよくこの学校を選んだなと思ったり。
地方の新興私学にはK智をモデルに手取り早く進学校化したがってるような学校がウヨウヨあるって印象。
K智は学校じゃなくて、生徒という商品に学歴という付加価値をつけることが目的の、塾業界と結託した営利企業と考えれば、ビジネスとしてとてもうまくいってるんじゃないかと思う。