リアル教師だから分かる「教師に未成年に対する性犯罪が多い理由」
https://anond.hatelabo.jp/20130329190303

数日に一件くらいは「教師の性犯罪。とりわけ教え子を含む未成年者への性犯罪」のニュースを聞く。
そういう理由もあるのだろう、ネットなどでは「教師は性犯罪者予備軍」のような扱いをされることもある。

が、リアルに教師やってる増田からすると。
「そりゃあ他の職業に比べたら、教師が未成年者に性犯罪することも多くなるだろう」と思う理由はいくつもある。
その理由にはまともな理由もまともでない理由もある。

だが実際、俺自身は教え子や未成年者相手に性犯罪行為をしたことはないが、
「教え子に手を出す機会はごろごろ転がっている」し、「その後上手くやれば、発覚しないことは十分可能」だと思う。
俺と同じ事に気がつく教師が何万人もいて、その中の何%かが一線を越えてしまえば、性犯罪者が大量に出来上がる。
その中で隠すのに失敗したヤツが「教え子に手を出す性犯罪者」として報道されるわけだ。
前置きが長くなった。理由を書こう。
(※なお、俺が男である・男性教師→女子生徒の事件が多いという2つの理由から男→女を想定しているが、
 女教師→男子生徒や、希に見る同性愛系の事件でもほぼ通用するはずだ)

1.接する機会の多さ
 ネットを見ているとしばしば、女子中学生や女子高生は半ば空想上の存在扱いされていたりする。
あるいはリアルに、教師ですと自己紹介して「小中高どれ? 高校なんだ。共学?」とか言われた後、
「毎日女子高生と話せるとか羨ましい」とか言われたりする。
それくらい、教師以外の人にとって児童や生徒というのは接する機会の少ない物である(ということを最近ようやく理解した)。

 で、考えてみよう。「犯罪をする対象はたいてい普段接する中から選ばれる」という犯罪一般に当てはまる話の中で、
「1週間で10分も女子生徒と会話しない人」と、「一週間で何時間も女子生徒と会話する人」では
どちらが若い女の子に犯罪犯す割合が高くなるか。因果関係は明らかだよね。

……と言いたいところだけど、原因は「それだけではない」。理由の一つではあるけど。