生徒を「ピロリ菌」「ピロちゃん」と呼ぶ不適切な言動…教諭「空気和ませるため」

生徒を「ピロリ菌」「ピロちゃん」…教諭「空気和ませるため」


 北海道恵庭市の市立中学校の50歳代の男性教諭が、担任のクラスの
男子生徒を「ピロリ菌」「ピロちゃん」などと呼ぶ不適切な言動をして
いたことが22日、わかった。

 同市教育委員会によると、男性教諭は1月下旬、学校内で男子生徒と
1対1で話した際、「ピロリ菌」「ピロちゃん」などと呼んだ。
今月1日に通報があり、学校が教諭や生徒に聞き取り調査をしたところ、
教諭は「その場の空気を和ませるため、軽い気持ちで言ってしまった。
反省している」などと事実を認めた。3日に生徒宅を校長と訪問し、
謝罪したという。

 市教委の大嶋克幸学校教育課長は「大変申し訳なく残念だ。
教諭の処分については道教委の指示に従いたい」と話している。