>>142
君は、国家やピカソやソクラテスをよくご存知だ
私はあったこともない。

情熱にはあったことがある、それは古い執着物をすべて捨て去ったときにだ
叡智にはあったことがある、「あるべきもの」すなわち知識が一切滅んだときに

知識は約束した平安や安全をあなたたちに与えただろうか? 最高の知識人があつまった世界であっても殺し合いがやまないのではないのか?
知識はあなたたちにけっして終わらない葛藤を与えはすれ、情熱を与えなかったのではないのか?

「なにも知らない」ところからよくよく起きつつあることを見逃さずに観察し
私は「誰でもない」というところから関係をはじめれば自ずから秩序はあるのではないのか?