窃盗容疑の教頭、懲戒免職 3月にも同じゴルフ場でシャツ盗む
https://news.yahoo.co.jp/articles/77f43382b6af8d0b28f22ca36621ef859652528f

 佐賀県教育委員会は27日、長崎県佐世保市のゴルフ場でシャツを盗んだとして逮捕された伊万里市立黒川小の教頭(56)を同日付で懲戒免職にしたと発表した。
この犯行の約2カ月前にも、同じゴルフ場でシャツを盗んでいたことも明らかにした。

 県教委によると、教頭は5月13日午後3時25分ごろ、佐世保市のゴルフ場の売店で半袖シャツ1枚(6050円相当)を盗んだ疑いで、長崎県警に現行犯逮捕された。
15日に佐世保区検へ送検され、任意で聴取を受けている

 また、警察の調べで、3月22日午後2時半ごろにも、同じ売店から半袖シャツ1枚(4千円相当)を盗んでいたことも判明した。
県教委は懲戒処分の指針に基づき、管理職であることと、2度の犯行に及んでいる点を理由に免職とした。退職金は支給されない。

 教頭は、新型コロナウイルスの影響による休校期間中に県外を訪れたことについて「ためらいはあった」と話しているという。

 県教委は各市町の教育長と県立学校長に綱紀粛正の通知を出した。
落合裕二県教育長は「被害施設をはじめ、県民の皆さまに心よりおわび申し上げます」とのコメントを出した

 伊万里市教委は黒川小の現校長と前校長を文書訓告とした。