松山大学と中小企業同友会が連携協定20:11eat
人材不足など、県内の中小企業の問題解決や県内で活躍する人材の育成を目指して、
松山大学と県中小企業家同友会が連携協定を結びました。
11日は、松山大学で調印式があり、松山大学の溝上達也理事長と県中小企業家同友会
の平野啓三代表理事が協定書にサインしました。
松山大学などによりますと、学生の多くが就職活動を大企業に絞って行うこともあって、
中小企業の人材不足は深刻な状況にあります。
このため、学生に中小企業の仕事の中身をより知ってもらう機会を設け、就職先に対する
視野を広げてもらおうと、今回、協定が締結されたものです。
今後、中小企業での長期的なインターンシップの導入や毎週異なる中小企業の経営者
などに授業を開いてもらう「リレー講座」などが開かれるということです。
また、企業側に教授陣を派遣して講演を開くといった企業の経営にプラスとなる情報や
知識の提供を行うなど、双方の発展に繋がる取り組みが進められる予定です。
松山大学では、協定締結で中小企業を盛り上げ、地域の活性化に繋げたいとしています。