プロのドライバーに安全を学ぶ12/13 12:20nhk
自動車の整備士を目指す高校生たちが、カートの運転を体験しながら車の安全について考える授業が、勝央町で開かれました。
授業に参加したのは勝央町の勝間田高校で自動車整備士を目指して学ぶ1年生12人です。
12日は美作市にある「岡山国際サーキット」に所属するプロドライバーの松本武士さんを講師に迎えて授業が行われました。
授業で使われたカートの後輪にはカバーが取り付けられていて急加速や急ブレーキ、それにハンドルを急に切るとカートが横滑りしたりスピンしたりするようになっています。
授業に参加した生徒たちは、1人ずつ順番に体験走行を行い、わずかなハンドルやアクセルの操作でコントロールを失うカートの扱いに苦労しながら安全運転の大切さを実感していました。
体験した生徒は、「自分が思ったようにハンドルがきかなくて、車をコントロールするのが難しかった」と話していました。
講師を務めた松本さんは「免許を取る前に、車の楽しいところや危ないところを実感して、安全運転に生かしてほしい」と話していました。