佐藤友祈選手らが小学生と交流12/12 19:00nhk
パラ陸上の世界選手権で2つの金メダルを獲得し、2020年の東京パラリンピックでの活躍が期待されている車いす陸上の佐藤友祈選手などが12日、岡山市の小学校を訪れて子どもたちと交流しました。
12日は、佐藤選手など岡山市を拠点に活動する車いす陸上の選手3人が、岡山市南区の灘崎小学校を訪れました。
選手たちははじめに5年生の児童45人に、競技用の車いす、「レーサー」の操作の方法を教え車体が浮き上がらないための重心のかけ方などについてアドバイスしていました。
このあと、子どもたちは3つのチームに分かれてリレー形式で対戦し、勝ったチームの2人は、生馬知季選手ともレースをして車いす陸上の楽しさを体感していました。
最後に、選手1人1人が子どもたちにメッセージを贈り、このうち、生馬選手は、「負けることは悔しいが、負けることでもっと強くなれる。スポーツや勉強など何でもあきらめずに目標に向かってがんばってほしい」と声をかけていました。
参加した女子児童の1人は、「『レーサー』に乗るのは少し怖かったです。選手たちのかっこいい姿を見て、応援したいと思いました」と話していました。