待機児童増える 377人に12/07 06:42nhk
保育所などへの入所を希望しながらすぐに入所できないいわゆる待機児童は、県内では今年10月の時点で377人と、今年4月に比べて150人増えたことが県のまとめでわかりました。
県のまとめによりますと、今年10月1日時点の県内の待機児童は377人で、去年の同じ時期と比べ142人減っているものの今年の4月時点の227人に比べると150人増えています。
市や町ごとの内訳は高松市が最も多く276人と73%を占め、次いで観音寺市が56人、三豊市が38人などとなっています。
年齢別で見ますと、0歳児が227人と最も多く、次いで1歳児が92人、2歳児が37人、3歳児が17人、4歳児以上が4人となっています。
県は、共働き世帯の増加で保育所などへの入所の希望が増えている一方で施設の整備や保育士の確保が追いついておらず、受け入れが制約されていると考えられるとしています。
このため県は、保育士の業務を軽減し離職を防ぐため、清掃などの業務を行う保育士支援員を配置するなどして職場環境の整備を進めていくことにしています。