子どもたちがものづくり体験11月8日 19時03分動画nhk
子どもたちにものづくりを体験してもらい、さまざまな仕事を知ってもらうイベントが8日に広島市で開かれました。
これは、広島県職業能力開発協会などが子どもたちにものづくりの楽しさを知ってもらおうと広島市南区で開いたもので、多くの家族連れでにぎわいました。
会場には業界団体や学校などがブースを設け、子どもたちがさまざまな仕事を体験できるようになっています。
このうち小さな畳をつくるブースでは、子どもたちが畳づくりの職人に教わりながら、小さな板にイグサを折った畳表と好みの柄のへりを貼り付けていきました。
また、広島市の専門学校のブースでは参加者たちが、砂糖やアーモンドが原料で粘土のようにさまざまな形を作れる「マジパン」という素材を使い、
生徒から指導を受けながらペンギンやネコの形の洋菓子を作っていました。
参加した小学5年生の女の子は「初めて作ったが、とても楽しかった。お母さんに見せてあげたい」と話していました。
広島県職業能力開発協会の熊野良樹専務理事は「最近はものづくりを体験する機会が少なくなっている。
このような機会を通して楽しさを知ってもらい、将来の職業選びに生かしてほしい」と話していました。
この催しは9日も開かれます。