二胡と尺八 小学校で演奏会11/13 14:57nhk
中国の民族楽器の二胡と日本の伝統楽器の尺八などを使った演奏会が高松市の小学校で開かれ、子どもたちがそれぞれの楽器が奏でるハーモニーに聴き入りました。
この演奏会は、子どもたちに、伝統的な楽器に親しんでもらおうと開かれ、高松市の三渓小学校の体育館には全校児童のほか地元の幼稚園の子どもたちなど合わせて500人余りが集まりました。
演奏を披露したのは高松市出身の二胡の奏者、太田久遠さんと、相模原市出身の尺八の奏者、金子朋沐枝さんです。
2人はピアノの伴奏に合わせて「瀬戸の花嫁」といったなじみのあるものから日本の民謡をアレンジしたものまでさまざまなジャンルの10曲ほどを演奏しました。
子どもたちは二胡の鮮やかで躍動感のある音色と尺八の柔らかい独特の音色が奏でるハーモニーに聴き入っていました。
最後に子どもたちは2人の演奏に合わせて「手のひらを太陽に」という歌を大きな声で元気よく歌いました。
小学6年生の男の子は「二胡の弦さばきや尺八の音色がすごかった。
機会があったらいろいろな国の楽器の音楽も聴いてみたい」と話していました。