高校生が広島市議会で政策提案11月6日 17時34分動画nhk
若い世代の柔軟な発想を市の政策に生かしてもらおうと高校生が自分たちで考えたまちづくりのアイデアを提案する
発表会が6日、広島市議会で行われました。
この発表会は去年、選挙権を得られる年齢が18歳以上に引き下げられたことを受けて、地方政治への関心を高めて
もらおうと広島市議会が初めて行い、市立高校6校の生徒36人が9つのグループをつくって参加しました。
このうち基町高校と広島商業高校、それに広島工業高校の合同のグループは、スマートフォンを使った観光客向けの
「QRコード」の導入を提案しました。
市内の観光情報を飲食店で使えるクーポンとともに提供することで観光地や店のPR効果が期待できると紹介していました。
また、同じ3校でつくる別のグループは車道と歩道の間に設置されているポールについて、夜間も見えやすいよう
LEDのライトを取り付けたり、子どもの飛び出しを防ぐためセンサーをつけて注意を促す音が出るようにするなどと
いったアイデアを発表していました。
高校1年生の男子生徒は「これまで政治のニュースを見ても自分には関係ないと思っていましたが、この活動を経験
して市議会や市政を身近に感じることができました」と話していました。