「組み体操で死亡」中3男子遺族が提訴[2017.11.2 18:20] 
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年、広島大学付属三原中学校の3年だった男子生徒が死亡したのは、運動会での組み体操が原因だったとして、
遺族が、学校を運営する広島大学を相手取って、損害賠償を求める訴えを起こしました。
訴えによりますと、広島大学付属三原中学校の3年だった男子生徒は去年6月、学校の運動会で組み体操に参加。
2日後に「頭が痛い」などと訴えて病院に運ばれ、脳内出血で死亡しました。
男子生徒は3段の移動ピラミッドの2段目にいて、そのまま退場しました。
遺族は「不安定な状態で退場した後、ピラミッドが崩れたときに男子生徒の後頭部に衝撃が加わった」と主張。
「事故を未然に防ぐ安全対策を講じていなかった」として、学校を運営する広島大学におよそ9600万円の損害賠償を求めています。
RCCの取材に対し、男子生徒の父親は「学校側は事故はなかったとする姿勢を変えなかった。
 真実を明らかにするため訴訟に踏み切った」と答えています。
一方、広大付属三原中学校の三村 真弓校長は「訴状が届いていないのでコメントできないが、
 生徒たちへの聞き取りなどから事故はなかったと判断している」と説明しています。