園児が川にうなぎを放流11/08 12:07nhk
子どもたちに自然を守る心を育んでもらおうと、8日、さぬき市の川で地元の園児たちがうなぎを放流しました。
この催しは、うなぎの放流を通して子どもたちに自然に親しみを持ってもらおうと、地元の養まん漁業協同組合が開きました。
8日は、さぬき市を流れる津田川の河川敷に地元の幼稚園に通う園児40人が集まり、県の水産課の担当者から、
うなぎは日本から遠く離れたグアム島の近くの海でうまれ、その後、香川県にやってくることなど、うなぎの生態について学びました。
そして、園児たちは、1年ほど養殖され体長およそ40センチに育ったうなぎをバケツから次々と川に放流していきました。
地元の養まん漁業協同組合などによりますと、8日に放流されたうなぎは、しばらく津田川で育ったあと、産卵のため
海に戻っていくということです。参加した園児たちは、「大きくなってね」とか「たくさん子どもをうんでほしい」などと話していました。
香川県東部養鰻漁業協同組合の野崎市松組合長理事は「うなぎが少なくなっているので、少しでも残していくためにも
きれいな川を大事にしてほしい」と話していました。