航空業界の仕事 児童生徒に紹介10/25 17:53 www3.nhk.or.jp/lnews/k/takamatsu/8034950851.html
航空業界の仕事について知ってもらおうと、パイロットや客室乗務員が、子どもたちに仕事の内容を紹介する教室が25日、高松市の小中一貫校で開かれました。
高松市の小中一貫校、「高松第一学園」で開かれた教室には、全日空のパイロットと客室乗務員、あわせて6人が講師として招かれ、児童や生徒300人余りが参加しました。
教室では、高松市出身のパイロット土居研策さんが、管制官と基本的に英語で飛行経路の確認などをすることや、離陸の時には飛行機が時速250キロに達し、およそ20分かけて高度1万メートルまで上昇することなどを説明しました。
また高松市出身で客室乗務員の岡内真衣子さんは、機内に不審物がないかや、消火器が正常に作動するかなど、日頃から機内の状況に気を配っていることを説明していました。
参加した児童や生徒は、ふだん触れることがない航空業界についての話を、真剣な表情で聞いていました。
教室に参加した中学2年生の女子生徒は「パイロットは専門的な知識が必要で、あまり身近に感じていませんでしたが、きょうの説明を聞いてとても興味を持ちました」と話していました。
講師を務めたパイロットの土居さんは「パイロットや客室乗務員の仕事は難しく思うかもしれないが、魅力がたくさんある仕事なので、ぜひ多くの人にチャレンジしてほしい」と話していました。