認定こども園で防犯訓練10月18日 12時05分nhk
美馬市にある認定こども園で、不審者が園内に侵入した場合に備えて、対応を確認する訓練が行われました。
訓練は、去年開園した美馬認定こども園が、通っている0歳から6歳の子ども200人余りの安全を守ろうと、美馬警察署とともに行いました。
18日の訓練は、不審な男が園内に侵入しようとしているという想定で行われ、まず、保育士が、入り口に近づいてきた不審者役の警察官に声をかけました。
そして、不審者の男の名前や住所を尋ねるなどして侵入を食い止めている間に、別の保育士が子どもたちを安全な教室に避難させていました。
また、110番通報して不審者の服装や特徴を伝えるとともに、不審者をさすまたなどを使ってけん制し、最後は駆けつけた警察官が不審者を取り押さえました。
18日は、このあと、子どもたち向けの防犯教室も行われ、不審者に声をかけられたらすぐに逃げることや、大声で助けを呼ぶことなどを子どもたちに伝えていました。
美馬認定こども園の塩田陽子園長は「緊迫感があっていい訓練になりました。もしもの時に子どもたちを守れるように、日頃の訓練を重ねたい」と話していました。