園児がベニズワイガニ学ぶ10/24 19:05nhk
ベニズワイガニの水揚げ量日本一を誇る境港市で子どもたちがカニの漁のことなどを学びながらカニを味わう食育の催しが開かれました。
この催しは地元の子どもたちにベニズワイガニに親しんでもらおうと、漁業関係者などの団体が毎年、市内の保育園などで行っています。
24日は団体のメンバーがカニのご当地ヒーロー「甲殻武装紅ズワイガー」とともに市内の「あまりこ保育園」を訪れ、園児たちが歓声をあげて出迎えました。
このあとメンバーらは、スクリーンに「かに芝居」という紙芝居を映しながらベニズワイガニの生態や漁の方法などを紹介し、「何でカニにはハサミがあるの」という園児たちの質問に「ご飯になる魚を捕まえるためです」などと答えていました。
このあと紅ズワイガーが漁に使う直径1メートルあまりのかにかごを持ち上げ、園児たちがかにかごの中に入って楽しんでいました。
最後にゆでたベニズワイガニがふるまわれ、園児たちはカニの身の取り出し方を教えてもらいながらおいしそうに食べていました。
ベニズワイガニを食べた女の子は「身を取り出すのが難しかったけど、おいしかったです」と話していました。