反射材着用「推進隊」10/24 09:44nhk松江
夕暮れ時や夜間の交通事故防止として、夜光反射材を積極的に着用する「推進隊」に川本町の中学校が委嘱され、
警察から夜光反射材が贈られました。
夜光反射材を配って、積極的に着用してもらう「おおちキラキラ安心安全隊」に委嘱されたのは川本町立川本中学校の
全生徒と全教職員あわせて80人です。
23日は、学校で委嘱式が行われ、川本警察署の坂根英明署長から生徒の代表に委嘱状とキーホルダー型の夜光
反射材が手渡されました。坂根署長は、「夜光反射材は夜間、事故防止に非常に効果を発揮します。
みなさんがリーダーになって普及させていただきたい」と協力を呼びかけました。
これに対し、生徒を代表して3年生の佐々木陽平さんが、「ひとりひとりが着用することで、反射材を着用することが
あたりまえとなる地域社会を作るリーダーとなるよう努めていきます」と決意表明しました。
県警察本部によりますと県内ではことしに入ってから9月末までに歩行者がけがをする事故があわせて93件起きていて、
このうちの3割を超える32件が夜間や夕暮れ時に起きているということです。
川本警察署の山田美玲交通課長は、「生徒たちの姿を見て反射材着用の効果を感じて町全体に反射材着用と
交通安全の輪が広がってもらいたい」と話していました。