知的財産で大学などが連携10/13 18:21nhk
青少年の創造力を高めようと、知的財産に関する授業を必修にしている山口大学と子どもたちの発明を促す活動をしている2つの団体が協力することになり、協定を結びました。
山口市で行われた協定の締結式には、山口大学の岡正朗学長、それに発明協会と発明推進協会の2つの協会の副会長を務める中嶋誠氏が出席し協定書に署名しました。
山口大学は、著作権や特許など知的財産に関する授業を必修にしていて、発明を促す活動をしている2つの協会と協力することで、青少年の創造力を高めていこうというのが協定の狙いです。
具体的には、協会が子どもたちに行っている発明に関する授業などの活動の情報を大学に提供する一方、大学は知的財産の教材を協会を通して民間企業に発信するなどして、知的財産に関する人材育成などのノウハウを普及させていくということです。
山口大学の岡学長は「知的財産に関する教育を全国に広めることが使命だと思っている。大学だけでは力不足なので、協会の協力に期待しています」と話していました。