高校で園児と津波の避難訓練10/13 20:11nhk
津波の避難場所に指定されている鳥取県境港市の高校で地域の子どもたちが参加して津波を想定した避難訓練が行われました。
鳥取県境港市は日本海の鳥取沖西部断層を震源とする地震で高さ1メートルあまりの津波が到達すると想定されていて、13日の訓練は津波の避難場所に指定されている境港総合技術高校で行われました。
訓練では、高校の生徒のほか近くの保育所の園児およそ130人も参加し、津波が到達しない校舎の2階以上にスムーズに避難できるか確認しました。
生徒たちは地震の発生を知らせる放送が流れると机の下に入り揺れがおさまるのを待ちました。
そして近くの保育所から子どもたちが校舎に逃げ込んでくると、手をつないで一緒に階段を上り、より安全な3階まで誘導していました。
参加した3年の女子生徒は「自分だけではなく子どもたちの安全も考えながら避難することができました。地震が起きても落ち着いて行動できるように心がけたいです」と話していました。