>>33

この問題の、結局のところ「この国の終身雇用を原則とする雇用制度」に起因しているのですよ。
こちらも「一度、教授になれば」(あるいは、正規採用者として雇用を手に入れることに成功すれば)、もう生涯安泰(少なくとも、生活に困ることはない)となってしまうからですね。

最低限のノルマさえ果たせば、もうアクセク働かなくとも、地位は保障されてますから、寝る間を惜しんで研究や教育に打ち込む必要もないわけです。」
あとは、自分の興味の引かれる部分だけを、やれば良いわけです。
こういった「地位を持つ立場」にとっては「桃源郷のような世界」でしょうが、当然「進んで出ていく人」はほとんどいません。

やはり、大学の教員・研究職のたちばの者は「一律任期制雇用」で、一定の求められる結果を出せなければ、お辞めいただく(雇用更新なし)というかたちで、一定の人には「強制退場」してもらう仕組みが必要でしょう。

そのようなムチの部分の導入なしでは、いくら待遇改善しても、変わらないでしょうね。