性的関係強要 ボンボ藤井氏と原告女性が和解
(テレビ熊本) 2020.11.06 19:04

くまモンのテーマソングなどを手掛ける熊本在住の作曲家・ボンボ藤井氏に、仕事上の立場を利用して性的関係を強要されたとして20代の女性が慰謝料などを求め熊本地裁で4日、和解が成立しました。これを受け原告の女性が6日、会見を開き、「彼が謝罪して本当に反省しているのか伝わってこない。これからまともな恋愛ができるのか、幸せになれるのか考えて不安がないわけではない」と語りました。ボンボ氏側は「関係を断れば芸能活動の道を閉ざす」などと女性に性的関係を強要した事実を認め、女性に320万円を支払うことで和解が成立していますが、代理人弁護士はTKUの取材に対し「改めて本人からコメントを出す準備がある」としています。裁判は、おととし県内に住む20代の女性が『くまもとサプライズ!』やコマーシャルソングの作詞・作曲を手掛けるボンボ藤井氏に仕事上の優位な立場を利用して性的関係を強要されたなどとして約1600万円の支払いを求めていました。