教室に段ボール製の仕切り、登校前の田川市の中学校
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0106cece1345cbbeddee5e24a28690ffbf6d893

田川市の中学校では21日から、分散登校が始まります。

机の上にあるものが、新型コロナウイルス対策です。

教室に運び込まれたフィルムが付いた段ボール。
折り曲げて、両面テープで貼り付けていくと、完成です。

その名も「スクールシールド8」。
子どもたちが返事をする時などの「飛まつ」を防いでくれます

早速、先生たちが座ってみると、視界も良好。
先生たちも、納得した様子です。

座ってみると、確かに先生がはっきり見えます。

このシールドを開発したのは、地元の段ボールメーカーです。
フィルムを1枚ずつ、手作業で貼り付けて作っています。

八谷紙工の八谷顕吾営業次長は「子どもたちが少しでも安心・安全に、授業が再開できたらいいなと思って」と理由を話していました。

今回作ったシールドは、およそ4000枚。
田川市の公立小中学校に、全て無償で提供されました。

準備は万全。21日にはこの教室に、子どもたちの元気な声が響きます。