レジ袋、ゴミ袋が有料化した時代の上手な節約の仕方
●レジ袋をゴミ袋として利用していた人はおトクな買い方をしましょう

自治体によって、もともとゴミ袋が有料化されているところもありますが、有料化されていないところに住んでいる人は、レジ袋をゴミ袋として使っていた人も多いのではないでしょうか? つまり、エコバッグを使うことで、ゴミ袋を購入する必要性が出てきます。

お店でレジ袋を買った場合と、別途ゴミ袋用にレジ袋を買った場合で比較してみることが大切です。
たとえば、2リットルのペットボトルが3本入るレジ袋が「アスクル」で100枚350円(税込)、1枚あたり3.5円。つまり、お店で1枚3円以下であれば買ってもOKということになります。

一方、マイバッグを持っていなかった人は、これを機に新たに買う必要が出てきます。
マイバッグ1枚1000円の場合、1枚3円のレジ袋を断ると、334枚。5円の場合200枚で元が取れる計算になります。毎日なにかしらでお買い物をしていたら、約1年でようやく元が取れます。
でも、マイバッグは1枚だけではたりない場合もあり、複数枚必要となることも。雑誌の付録やノベルティでもらったものなどを活用すれば、買わずにすむこともありますし、レジ袋を畳んだものをいくつかカバンに忍ばせておくのも節約の一手です。







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●節約のプロは、レジ袋購入とマイバッグを「うまく使い分ける」

私がもっとも節約になると思っているのは、使い分けることです。レジ袋や紙袋が1枚5円以上もしくは購入量が少ない場合はマイバッグを使い、3円以下の場合はレジ袋を購入してゴミ袋として利用する方法がよいのではないでしょうか。
私がよく利用するお店ではどのサイズでもレジ袋が1枚1円なので、そのお店ではレジ袋を買って、ほかのお店ではマイバッグという形で使い分けをしています。

まだ試験的ではありますが、千葉市内のイオン7店舗がレジ袋削減に向けた取り組みの中で、期間限定で「レジ袋の代わりに千葉市指定袋を購入しませんか」と呼びかけています。
通常は10リットルの千葉市指定の可燃ゴミ袋を10枚セットで80円で販売しているところを1枚8円で販売してレジ袋として利用してもらい、自治体指定のゴミ袋として再利用してもらうというものです。この方法が各自治体と小売店で取り入れられれば、消費者の金銭的、心理的な負担が軽くなるのではないでしょうか。