滋賀の私立小、コロナで開校延期 説明会開けず

 来年4月に開校を予定していた私立の光泉(こうせん)カトリック小学校(滋賀県草津市)が児童募集を中止し、
開校を延期すると2日、発表した。
運営する学校法人聖パウロ学園(同市)は
「新型コロナウイルス感染蔓延(まんえん)による社会情勢を踏まえて判断した」と説明している。

 同学園によると、4月に入学説明会を実施し、7月に出願を受け付けた後、8月末の入試で新入生約70人を決める予定だった。
ところが新型コロナの感染拡大の影響で、今月13日に延期していた説明会を中止。
開校とリモート授業などの対応の両立は「さまざまな問題発生が予想される」として募集を断念した。

 同学園は中学校、高校と幼稚園を運営。
来春小学校へ内部進学を予定していた園児については、公立小などへ入学してもらう。
同学園は「残念だが、今後も開校に向けて努力していく。」としている。

 光泉高校(現光泉カトリック高校)は硬式野球部が平成14年夏の甲子園、ラグビー部が花園に9度出場。


産経新聞
https://www.sankei.com/smp/life/news/200602/lif2006020057-s1.html