普通の高校生活が送りたかった 高校3年生女子が大人たちに知ってほしい思い
高校生新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200430-00010000-koukousei-soci

新型コロナウイルスの影響により、大半の高校が休校となっています。3月のはじめからずっと学校に行けていない高校生もいます
読者の高校生からは、今の状況について思うこと、考えることがたくさん寄せられています。福岡県の高校3年生からのお便りを紹介します。

2月末から高校は登校禁止となり、授業や部活動が全て出来なくなりました。
2年次の考査やクラスマッチ、3年次の考査、高校生活最後のクラスマッチ、文化祭、引退試合がありません。

文化部も運動部もこれまで努力してきた成果を発揮する場所もなく、毎日誰にぶつけたらいいのかも分からない悔しさでいっぱいです。
授業も先生と友達と学ぶ、楽しく笑顔にあふれた時間だったはずなのに、オンライン授業となり、画面の中の先生をただ見るだけです。
授業も学校行事も模試もまともに出来ず、私たちは学びたいのに、友達と切磋琢磨して勉強したいのに、できません。

先生方が私たちの不安を取り除こうと尽くしてくれています。しかし、ただでさえ私たちはセンター試験が終わり、共通テストが始まる学年です。
毎日いくら勉強しても不安で押しつぶされそうで、誰に頼ればいいのかも分からず、苦しいです
全国の学生が本来なら過ごせた、新たな仲間をみつけたり、友達と成長しあえたりしたはずの普通の学校生活の1年間がありません。