【萩生田文科相「子どものフェースシールド着用、熱中症に注意を」】

 萩生田光一文部科学相は2日の閣議後記者会見で、
新型コロナウイルスの感染防止策として、学校で子どもたちにフェースシールドを着用させる動きが広がっていることについて、
「熱中症などの二次的な被害が起きないよう有効性を現場で確認し、安全に気配りしながら対応していただきたい」
と注意を呼びかけた。

 萩生田氏は、フェースシールドの着用は「あくまで(学校の)設置者の判断」と断った上で、
「マスクをして一定の距離を保てば、安全確保できる」と指摘。
「マスクをしてなおかつフェースシールドというと、子どもたちも大変。
マスクだけでも息苦しく感じるところもあるので、お子さんたちの健康状態をよく確認してほしい」と述べた。

 学校でのフェースシールドの着用を巡っては、
熱中症の危険性や転倒した際にけがをするリスクなどを指摘する声がツイッターなどで相次いでいる。


毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200602/k00/00m/040/089000c