松井大阪市長 6月1日から市立小中学校の給食再開へ 現場からは戸惑いも
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 大阪市の松井一郎市長(56)は21日、緊急事態宣言の解除を受けて、
休校が続く大阪市立の小中学校の学校給食を6月1日から開始する考えを明らかにした。

 大阪府の緊急事態宣言の解除で、週明けの25日から小学6年生、中学3年生は登校日にひと足早く授業を始める方針。
さらに6月1日から小中学校全学年で学校を再開させ、授業を段階的に進める。
休み時間を長めにとって換気を徹底するなど対策も。
さらに児童、生徒の給食は「6月1日から給食を始める。子どもたちは午前、午後の分散登校になるが、午前のグループは給食を終えたら下校。
午後のグループは登校してすぐに給食を食べてもらう」と語った。

 休校で子どもの食事の準備が大変だという声が大阪市に多く寄せられており、
松井市長は学校再開に合わせて給食もできるかぎり早く始めたいという考えを示していた。
また、3月24日に、新型コロナウイルス感染拡大に対する経済対策として、
保護者の経済的負担軽減の観点から市立小中学校の給食費を2020年度に限って無償化することを発表している。

 一方で、現場からは戸惑いの声も
松井市長の突然の給食再開表明に「寝耳に水」と大阪市立小学校の校長。
事前通達がなく、午前と午後の2回に分けての給食とした場合「午後の授業開始が早くても午後2時半になる。
どうすればいいのか」と対応に頭を抱えていた。