「#安倍総理お疲れ様です」 応援と皮肉が入り混じる不思議なハッシュタグ
https://news.yahoo.co.jp/articles/64c22e4f9464e4ae6b3e540464645004186a3e09

25日、全国で緊急事態宣言が解除された。
また、安倍晋三首相の連続執務日数が24日に「120日」となったことが日本経済新聞から25日報じられ、一部で話題となっていた。

そんな中、「#安倍総理お疲れ様です」を付けたツイートが多くみられるようになったのは、タレント・つるの剛士さんが21時ごろにツイッターで
「国民の皆さんで安倍首相にお疲れ様、ご苦労様を言いませんか?
震災の時、テレビに出てくる度お疲れ顔になっていた枝野さんに"お疲れ様です!寝てください!"と労った時のように。
政治家の皆様も同じ人間。人です。 未曾有で大変な時こそ、皆んなで励まし労い合いませんか? 今頑張ってる全ての人に」
と、安倍首相への「お疲れ様」を呼びかけた後。

つるのさんがこのタグを提案した訳ではなく、ハッシュタグ自体はその直前からぽつぽつと使われ始めていたが、
直後から「#安倍総理お疲れ様です」を使った投稿が急増し、26日の1時ごろには国内トレンドの3位にランクインした。

ツイートの内容を見ていくと、
「コロナ収束に向けた尽力、感謝いたします」「顔を見てもお疲れの様子なので、少しはゆっくり休んで欲しい」「しっかり休養して体力を温存して下さい」
と、つるのさんの呼びかけ通り首相をねぎらうユーザーは多い。
タグは付いていないが、「高須クリニック」の高須克弥院長も「安倍首相お疲れです。ご苦労様です」と投稿した。

一方で、このタグを付けたツイートで同様に目立つのは
「すぐ辞任してゆっくりしてていいですよ」「うん。もう上がっていいよ。明日も来なくていい」「お疲れでしょうから今すぐ辞めていいですよ」
といった、皮肉を込めた「お疲れ様」だ

辞任を求める意味合いで用いるユーザーが存在するほか、タレントの松尾貴史さんは
「#安倍総理お疲れ様です がトレンドです。お疲れでしょう、それはもう。
追及され続け、嘘ごまかしで逃げ続け、取り繕い、お疲れは尋常では無いはずです。早く言いたい。 #安倍総理お疲れ様でした」
とツイートした。