印刷会社元従業員4人が胆管がんで死亡(大阪)2
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
大阪市内の印刷会社の工場で1年以上勤務していた元従業員約40人
のうち少なくとも男性5人が胆管がんを発症し、4人が死亡していたことが、
産業医科大の熊谷信二准教授(労働環境学)らの調査で分かった。
平均的な日本人男性の胆管がんによる死亡率の約600倍と極めて高い値で、
作業時に使われていた化学物質が原因と推測されるという。遺族らの申し立てを受け、
労働基準監督署も調査を進めている。
詳細・申込書(東京会場) 別ウィンドウが開きます (PDF 19KB)
http://www.jisha.or.jp/seminar/chemicals/pdf/t9092_riskcommunication_tokyo.pdf
詳細・申込書(大阪会場) 別ウィンドウが開きます (PDF 19KB)
http://www.jisha.or.jp/seminar/chemicals/pdf/t9092_riskcommunication_osaka.pdf
対象者:労働現場において化学物質の取扱いに関わる方々を始めとする、広く一般の方々
期間:半日間
定員
100名(東京会場)
120名(大阪会場)
参加費:無料(厚生労働省委託事業)
2013年2月14日(木)
13時30分〜16時30分 東京慈恵会医科大学
(東京都港区)
2013年2月25日(月)
13時30分〜16時30分 大阪YMCA会館
(大阪市西区)
お問合せ:中央労働災害防止協会(中災防)労働衛生調査分析センター
TEL 03-3452-6377 FAX 03-3452-6515
E-mail:kagaku@jisha.or.jp 平成24年度厚生労働省委託事業
「化学物質の危険有害性情報伝達等に関する説明会」
http://www.jisha.or.jp/seminar/chemicals/t9091_riskcommunication.html
対象者:中小企業等の化学物質管理担当者等
期間:1日間
定員:100〜180名(会場により異なります。) お申込み:詳細・申込書 別ウィンドウが開きます (PDF 58KB)
http://www.jisha.or.jp/seminar/chemicals/pdf/t9091_riskcommunication.pdf
大阪
2013年1月18日(金)エル・おおさか(大阪府立労働センター)南ホール
(大阪市中央区北浜東3-14)
東京
2013年1月31日(木)女性就業支援センター ホール
(東京都港区芝5-35-3)
福岡
2013年2月8日(金)福岡建設会館 301会議室
(福岡市博多区博多駅東3-14-18)
仙台
2013年2月15日(金)仙台市男女共同参画推進センター(エル・パーク仙台)
セミナー・ホール1、2(仙台市青葉区一番町4-11-1)
名古屋
2013年2月22日(金)名古屋国際会議場 会議室222、223
(名古屋市熱田区熱田西町1-1) 現在日本人は一生のうちに、2人に1人は何らかのがんにかかるといわれています。
化学物質の発がん性と労働者の健康障害を調べて2人に1人が何らかのがんにかかっていたとしても平均的な数字として個人の対応では難しい。
同じ場所で大量に発症しているとか、ある職種が特定した場所のがんを集中し発症させているなど討論会で出てくるのか厚生労働省が早めに情報収集しているのは良いことです。
がんにかかるということ:国立がん研究センター
http://ganjoho.jp/public/dia_tre/knowledge/basic.html
1)誰でもなる可能性がある
現在日本人は、一生のうちに、2人に1人は何らかのがんにかかるといわれています。がんは、全ての人にとって身近な病気です。 ____
/ \ ………………………………
/ ─ ─ \
/ (○) (○) \ ………………………………
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
____
/ \ …………また、大阪人、か…………
/ ─ ─ \
/ (○) (○) \ 本当に(r ………………
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
2月15日第10回報道実務家フォーラム開きます
第10回 報道実務家フォーラム
http://jitsumuka.seesaa.net/article/316900974.html
印刷工員胆管がん問題 私はこうして掘り起こした
講師 立岩陽一郎さん (NHK記者)
2月15日(金)午後6時半
早稲田大学26号館502教室
東京都新宿区西早稲田1-6-1
地下鉄東西線早稲田駅から徒歩,またはJR・西武高田馬場駅からバス「早大正門」終点
主催
取材報道ディスカッショングループ
早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース 国際労働NGO全国労働安全衛生センター(JOSHRC)
胆管がんホットライン
http://joshrc.info/?page_id=42
関西労働者安全センター :06-6943-1527
東京労働安全衛生センター:03-3683-9765
24時間相談ダイヤル :070-6503-5401
※印刷会社で働いていた方で、胆管がんになられた方、家族・知り合いがご病気になられた方はご相談ください。 印刷の仕事って、電子部品製造の会社にもあるんだが・・・
抵抗を印刷したりする。同じように有機溶剤(エチレングリコールモノブチルエーテル)
で型をきれいにウエスでふく作業を、印刷室全体で24時間で100回以上します。
体大丈夫やろか?相談したほうがいいかな?
誰か似たような環境の人います? >>114
化学物質の調査は経営者や工場長レベルでしっかりやってれば従業員は不安なく生産に専念できるのにね。下の質問を工場長にして答えが返ってくれば大丈夫なんじゃないかな?
知らんと言ったら安全センター >>112 に相談。
---------------------------------------------------------------
Q:エチレングリコールモノメチルエーテルの発がん性は?
---------------------------------------------------------------
A:ヒトに対する発がん性の有無については判断できない。
発がん性に関する報告はみあたらない。
---------------------------------------------------------------
情報ソース↓
エチレングリコールモノメチルエーテル(環境省)
http://www.env.go.jp/chemi/report/h17-21/pdf/chpt1/1-2-2-02.pdf
発がん性については十分な知見が得られず、ヒトに対する発がん性の有無については判断できない。
エチレングリコールモノメチルエーテル(産業衛生学雑誌)
http://joh.sanei.or.jp/pdf/J51/J51_5_07.pdf
遺伝毒性・発がん性
Ames 試験,染色体異常試験,姉妹染色分体交換試験において,高用量で陽性を示したが,in vivoの染色体異常試験,小核試験は陰性であった.発がん性に関する報告はみあたらない.
---------------------------------------------------------------
Q:エチレングリコールモノメチルエーテルの許容濃度は?
---------------------------------------------------------------
A:ACGIH が TLV-TWA として 0.1 ppm(0.5 mg/m3)を提案している.
---------------------------------------------------------------
情報ソース↓
http://joh.sanei.or.jp/pdf/J51/J51_5_07.pdf
ACGIH=米国産業衛生専門家会議
TLV-TWA=8時間平均許容濃度
※ACGIHの8時間平均許容濃度が 0.1 ppm(0.5 mg/m3)以下であれば許容範囲。
そして有機溶剤の種類が違うが
---------------------------------------------------------------
大阪の印刷会社の場合
ジクロロメタン/1.2-ジクロロプロパンの測定方法は固体捕集法
http://www.jniosh.go.jp/results/2012/0905/pdf/gaiyou.pdf
---------------------------------------------------------------
許容濃度 >>110 の調査結果報告書
ACGIH の TLV-TWAは
ジクロロメタン【50ppm】1.2-ジクロロプロパン【10ppm】のところ
個人ばく露
ジクロロメタン【130〜360ppm】 1.2-ジクロロプロパン【60〜210ppm】で
これはACGIH の8時間平均許容濃度のそれぞれ【2.6〜7.2倍】【6〜21倍】程度のばく露にあたる。
※ジクロロメタン【50ppm】以下、1.2-ジクロロプロパン【10ppm】以下が許容範囲。
それ以上の不十分な換気では発症時期を遅らせているだけの可能性もありそう。
高齢者に多いがんなので証明も難しくなる。怖い話だ。 >>115
>>116 dです
ただ、ブチルセロソルブとメチルセロソルブは若干違うけど・・・
会社に聞いてみようと思います。 >>119
これは失礼。名前を間違えました。
エチレングリコールモノブチルエーテルですね。「発がん性」と「許容濃度」は
-------------------------------------------------------------------------------
発がん性:ACGIH A3動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質
許容濃度:ACGIH の8時間平均許容濃度 20 ppm
-------------------------------------------------------------------------------
ACGIH A3なので、ばく露時間・濃度が高いと危険とおもわれるが・・・
ACGIH A4・A5などより安全なもので代替品が無いか検討する余地はありそうですね。 情報ソース↓
エチレングリコールモノブチルエーテル(国際化学物質安全性カード)
http://www.nihs.go.jp/ICSC/icssj-c/icss0059c.html
許容濃度:発がん性
TLV:20 ppm(TWA);A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質)
(ACGIH 2004)
濃度測定:「環境濃度」「個人ばく露測定」の調査方法は「労働安全衛生総合研究所」が行った >>110 を参考にしてください。
これら数値が換気(+局所排気)設備で許容範囲になれば、ひとまず安心できるのではないでしょうか。 ACGIH(米国産業衛生専門家会議)による発がん分類
A1 :確認されたヒト発がん性因子
A2 :疑わしいヒト発がん性因子
A3 :確認された動物発がん性因子であるが、ヒトとの関連は不明
A4 :ヒト発がん性因子として分類できない
A5 :ヒト発がん性因子として疑えない
発がん性:環境省
http://www.env.go.jp/chemi/prtr/archive/target_chemi/03.pdf
IARC、日本産業衛生学会、ACGIHなど、いろいろな研究機関があります。
環境省:がんGoogle検索
http://www.google.co.jp/#hl=ja&safe=off&tbo=d&sclient=psy-ab&q=%E3%81%8C%E3%82%93+site:env.go.jp%2Fchemi%2Fprtr%2Farchive%2F&oq=%E3%81%8C%E3%82%93&fp=ffa56dd39ca8ee06
有害性のある多種多様な化学物質:環境省
http://www.env.go.jp/chemi/prtr/archive/index.html
化学物質ファクトシート:環境省
http://www.env.go.jp/chemi/communication/factsheet.html >>125
環境省:発がんGoogle検索
http://www.google.co.jp/#hl=ja&safe=off&tbo=d&sclient=psy-ab&q=%E7%99%BA%E3%81%8C%E3%82%93+site:env.go.jp
ジクロロメタン(別名二塩化メチレン)
------------------------------------------------------------------------------------
発がん性:ACGIH A3 動物に対して発がん性が確認された物質であるが、ヒトへの関連性は不明
許容濃度:ACGIH の8時間平均許容濃度 50 ppm
------------------------------------------------------------------------------------
http://www.jaish.gr.jp/anzen/gmsds/0141.html
1.2-ジクロロプロパン
------------------------------------------------------------------------------------
発がん性:ACGIH A4に分類しているが、これらの評価には厚労省の試験結果は含まれていない。
許容濃度:ACGIH の8時間平均許容濃度 10 ppm
------------------------------------------------------------------------------------
http://www.jaish.gr.jp/anzen/gmsds/78-87-5.html
発がん性:ACGIH A4でも許容濃度:ACGIH の8時間平均許容濃度10 ppmを大幅に超え60〜210ppmと6〜21倍のばく露があると高齢者のがんである胆管がんが若年者にも発症する。基準値以下の換気が大切ですね。
もうこの化学物質は使われていませんが、他に化学物質を扱う社長、工場長、責任者の方はこの数値を読み取って安全対策をしください。
知らんと言ったら従業員の方は安全センター >>112 に相談だ。
安全のための設備投資に補助金は出るのか?
働くもののいのちと健康を守る全国センターの考え方
第2 労働安全衛生について
「中小零細企業には安全のための設備投資に補助金を出すなど助成制度が必要です。
そのために労働安全衛生法の改正と労働安全衛生行政の抜本改善をはかることを求めます」
http://www.inoken.gr.jp/sei-ken/100323youkyu4.pdf
安全のための設備投資に補助金は出るのか?
厚生労働省の考え方の参考(別の化学物質の例)
「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令案に係る意見募集について」に対して寄せられたご意見について
平成24年10月3日
厚生労働省労働基準局安全衛生部化学物質対策課
http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000092898
【ご意見等の要旨】もし,本特化則を施行し,局所排気装置の設置を義務付けるのであれば,同装置の設置費用,特殊健康診断費用,電動ファン付マスク購入費用等に関する補助金の支給など,経済的な負担軽減策を図っていただきたい。
【ご意見等に対する考え方】今回の改正等によって定める措置は、事業者が事業を行う上で、その使用する労働者の健康障害を防止するための最低基準であり、補助金等の助成は予定していません。
厚生労働省 がんと就労
働くがん患者と家族に向けた包括的就業支援システムの構築に関する研究
http://www.cancer-work.jp/
「がんと仕事のQ&A」・「事業所向け対応マニュアル」2月15日公表予定
http://www.cancer-shigoto.com/index.html
福岡でも印刷胆管がん=2人が労災請求−厚労省
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013021200601
関西テレビ放送 KTV
ひとりひとりのために…埋もれた労災を掘り起こす
http://www.ktv.co.jp/anchor/today/2012_12_03.html
特集は“埋もれた労災”を明らかにしようと活動を続ける人たちについてです。
アスベストなど発症するまでに時間がかかる被害もあります。
仕事が原因で病気になったと気づかずに苦しむ人を支えようとしています。
>>89 厚生労働省「大阪市の印刷会社に勤務した3人について、
発症と業務の【因果関係があった】として労災認定する方針を固めた。 」
>>42 厚生労働省「胆管がん調査期間は2014年末まで。」
>>43 厚生労働省「労災認定の判断の仕方は2013年3月。」
胆管がん労災認定へ 大阪の印刷会社16人 (日本経済新聞)
2013/2/20 10:24
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG20012_Q3A220C1CR0000/
印刷会社の元従業員らが相次いで胆管がんを発症した問題で、発症者が最も多い大阪市の印刷会社「サンヨー・シーワィピー」で働いていた16人(うち死亡7人)について、厚生労働省が労災申請を認める方針を固めたことが20日分かった。
発症する割合が高いことなどから業務と発症との関連があると判断した。
胆管がんによる労災認定は初めてとなる。
今回の問題では、死亡後5年を過ぎて労災申請上の時効が成立した人もいるが、厚労省は時効の起算点についても柔軟に対応する方針。
厚労省は昨年9月から早期救済を目指し、発症者や遺族から申請された労災認定を判断する専門家の検討会で議論を進めてきた。
3月中旬に開く次回の検討会で、業務との関連性や認定を判断する基本的な考え方をまとめ、16人の労災認定を決める。
申請を受けた労働基準監督署が認定する。
厚労省によると、今月12日時点で、印刷会社で働いて胆管がんを発症したとして労災申請があったのは62人(うち死亡38人)。
このうち、サンヨー社の元従業員らの申請が16人で最も多い。
年代別の内訳は40代が8人(同3人)、30代が7人(同3人)、20代が1人(同1人)で、通常よりも発症年齢が若い。
同社は作業場が地下にあり、発症との関連が指摘される大量の洗浄剤を使用。換気が不十分で室内の化学物質が高濃度になっていたことが判明している。
胆管がんによる従業員の死者が出る割合が日本人の年齢別死亡率から算出された死亡数と比較して約2900倍に上ることも指摘された。
こうした調査結果などを踏まえ、厚労省の検討会は胆管がんの発症が業務との関連があると判断したとみられる。
検討会ではサンヨー社以外の労災申請についても、個別に議論して判断する。
今回の問題を巡っては、大阪市立大の教授を中心とした厚労省研究班が疫学調査を進めている。
調査期間は2014年末までで、発症との因果関係などの解明に時間がかかる可能性がある。
【youtube】動画
大阪の印刷会社16人、「胆管がん」労災認定へ (TBS)
http://www.youtube.com/watch?v=5UnRXEHS4MI
印刷会社で働いていた従業員が相次いで「胆管がん」を発症した問題で、厚生労働省は大阪市の印刷会社で働いていた16人について、労災を認める方針を固めました。
この問題は大阪や宮城の印刷会社でインクの洗浄作業などを行っていた従業員が相次いで「胆管がん」を発症したもので、今月12日までに全国で62人が労災を申請しています。
厚生労働省はこれまで「胆管がん」で労災を認定した事例がないことから検討会を立ち上げて検討を行ってきました。
この結果、問題の発端となった大阪の印刷会社では、従業員が高い濃度の化学物質にさらされていたことや「胆管がん」の発症率が極めて高いことなどが判明。
厚労省は業務と「胆管がん」発症との因果関係を認め、大阪の印刷会社の16人について労災と認める方針を固めました。労災が認められれば初めてのことになります。(20日10:55)
胆管がん 労災の認定が遅すぎる(2月25日)北海道新聞[社説]
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/444213.html
厚生労働省は、印刷現場で働いていて胆管がんになった人への労災を初めて認める方針を固めた。
大阪市の校正印刷会社に勤務し、労災を請求していた20代から40代までの16人(うち死亡7人)全員が対象だ。業務と発症に因果関係があると認定した。
原因物質が特定されないままの認定は極めて異例である。亡くなってから5年以上がたった被害者に対しても、時効の起算基準を緩め、救済対象に含めた。厚労省が柔軟に判断した姿勢は評価できる。
ただ、健康被害が顕在化したのは1996年ごろだ。昨春に研究者が調査結果を発表するまで従業員の訴えは会社側に無視され、労災請求が門前払いにされるケースもあった。
もっと早く認定していれば被害者を減らし、生前に救済を受けられた人がいたかもしれない。厚労省や会社側はこれまでの対応に問題がなかったか、徹底的に検証すべきだ。
胆管がんは、肝臓でつくられる胆汁を十二指腸に送る管にできる。50代以降に発症する例が多く、治療が難しいがんの一つである。
亡くなった従業員の平均年齢は37歳だ。同社の胆管がんによる死亡率は日本人男性平均の実に2900倍に達する。この異常さをみれば、業務との関係は明らかであろう。
現在、労災を請求中なのは同社を含め62人(38人死亡)に上る。都道府県別の内訳は公表していないが、北海道労働局に相談中の人もおり、今後さらに増える可能性がある。
同社以外の請求者の認定作業も速やかに進めてほしい。↓ ↓
原因として疑われているのは、印刷機の洗浄剤に含まれる有機溶剤「1、2―ジクロロプロパン」「ジクロロメタン」だ。同社で再現実験を行った結果、換気が不十分なうえ、濃度は許容範囲の21倍だった。
厚労省は昨年8月、原因を特定するために疫学調査を始めたが、結果が出るまでには数年かかる。
二つの物質は印刷業だけでなく製造業全体で広く使われている。不安を抱えながら働く人も多いだろう。
一刻も早い原因物質の特定が欠かせない。厚労省は調査や解析にかかわる研究者を増員するなど体制を強化し、研究を促進する必要がある。
職場での安全対策も急がれる。
厚労省が昨秋、全国の印刷会社を対象にした調査では、国の有機溶剤予防規則に定めた、半年ごとの特別健康診断を73%が怠っていた。
化学物質の被害を避けるには、換気や排気の確保、マスクや手袋の着用など基本の徹底こそが大切だ。
厚労省は規則を守らず、対策を取らない事業所を公表するなど指導、監督にも万全を期してほしい。
【youtube動画】
印刷会社胆管がん発症問題 大阪市の16人について労災認定へ(FNN)
http://www.youtube.com/watch?v=8VN9Lxs7DDI
【youtube動画】
胆管がん「会社は向き合え」 17人目労災申請 大阪
http://www.asahi.com/national/update/0228/OSK201302280017.html
>>36 熊谷信二准教授が出した中間報告書の聞き取り調査では[P21〜22]
「退職したが、6年後の現在も胆管炎が続いている。」
「S社に在籍中はγGTPが140IU/Lに上がり、退職後4〜5年続いた。」
「S社入社後にγGTPが上昇し、現在も60IU/L前後で高い」
「S社に在籍中はアルコールを飲むと顔が真っ赤になった。」
「アルコールを飲むと全身に斑点が出るようになった。」
このような肝機能異常を訴えている人がおります。(文章抜粋)
第5回「印刷事業場で発生した胆管がんの業務上外に関する検討会」開催について
3月14日(木) 10:00〜12:00
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002w417.html
厚生労働省専用第21会議室(17階国会側)(東京都千代田区霞が関1−2−2) 労災認定降りたんだな。
17にんだっけ。
良かったよ。
【youtube動画】
胆管がん、印刷会社の元従業員ら16人を労災認定へ [TBS]
http://www.youtube.com/watch?v=7OWjafuDCiI
胆管がん発症で初・・・印刷会社の16人を労災認定へ[ANN]
http://www.youtube.com/watch?v=rXFTr7G6y7s
【youtube動画】
報道関係者各位
「印刷事業場で発生した胆管がんの業務上外に関する検討会」の報告書及び今後の対応について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002x6at.html
〜胆管がんと業務との因果関係を認め、今後、労災認定や化学物質の規制を行います〜
1 検討会の報告書について
厚生労働省では、平成24年3月に、大阪府の印刷事業場で、化学物質の使用により胆管がんを発症したとの請求がなされたことを受け、
平成24年9月から「印刷事業場で発生した胆管がんの業務上外に関する検討会」(座長:産業医学振興財団 理事長 櫻井治彦)において業務との因果関係について検討し、
本日、大阪府の印刷事業場に従事する労働者に発症した胆管がんの発症原因について、現時点での医学的知見を報告書としてとりまとめました。
報告書のポイントは以下のとおりです。
(1) 胆管がんは、ジクロロメタン又は1,2-ジクロロプロパンに長期間、高濃度ばく露することにより発症し得ると医学的に推定できること
(2) 本件事業場で発生した胆管がんは、1,2-ジクロロプロパンに長期間、高濃度ばく露したことが原因で発症した蓋然性が極めて高いこと 2 厚生労働省の対応について
本報告書を踏まえ、厚生労働省においては、以下のとおりの対応を行います。
(1) 労災請求事案の決定手続等
大阪の印刷事業場の労働者等から請求のあった16件については、大阪労働局に対し、速やかに事務処理を行い、3月中に決定を行うよう指示しました。
なお、同事業場については、本年2月に、上記以外に1件の労災請求がなされていますが、現在、化学物質のばく露状況等を調査中であることから、調査が整い次第速やかに決定に向けた検討をすることとしています。
また、その他の労災請求事案についても、本検討会で検討することとしています。
1,2-ジクロロプロパン又はジクロロメタンにより胆管がんを発症したとする労災請求の時効については、本日まで進行しない取扱いになります。
(2) 化学物質のばく露防止対策の強化
化学物質のばく露防止については、これまでも、洗浄作業等を行う事業場に対する一斉点検、全国の印刷事業場に対する通信調査とその後の指導等を行ってきたところですが、今後、以下の取組を強化します。
ア 迅速な法令の整備
1,2-ジクロロプロパンについては、早急にばく露の実態を踏まえ必要なばく露防止措置を検討し、夏頃を目途に結論を得て、速やかに特定化学物質障害予防規則等の改正を行います。
イ 化学物質のばく露防止の指導
アの法令改正を待たずに、1,2-ジクロロプロパンについては原則として使用を控えるよう、事業者に対して指導します。
その他の化学物質についても、労働者に高濃度のばく露のおそれのある洗浄や拭取りの業務について、労働者の化学物質へのばく露を防止するよう指導します。
ウ 現行法令の遵守徹底
ジクロロメタンについても、有機溶剤中毒予防規則に基づくばく露防止措置の遵守を徹底させます。
あなたの近くに、胆管がんの方はいらっしゃいませんか?
医療関係者、事業主、労働者のみなさまへ
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/rousai/dl/130314-1.pdf
胆管がんの発症や死亡から、長期間経過している場合も労災として認定される可能性があります。
※業務と胆管がん発症との関係について、一定の検討結果がとりまとめられたことにより、平成25年3月14日までは、胆管がんによる労災保険の請求権の時効は進行しないことになっています。
【動画】 MBS毎日放送
■大阪の印刷会社で胆管がん 厚労省 今月中の労災認定を指示
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE130314172400667019.shtml
大阪の印刷会社で働く従業員が相次いで胆管がんを発症した問題で、厚生労働省は今月中に労災を認めることを決めました。
「大阪労働局から電話がありまして、『(労災)認定されました』と聞いた時は、本当にほっとしました」(胆管がんを患う元従業員 本田真吾さん)
この問題は、大阪の印刷会社「SANYOーCYP」で校正印刷に携わった従業員17人が胆管がんを患い、8人が死亡したものです。
厚労省による調査の結果、印刷機の洗浄剤に含まれた「1、2ジクロロプロパン」という化学物質が発症の原因であると推定できるとして、
厚労省は14日、大阪労働局に対し去年労災申請した16人について、今月中に認定するように指示しました。
30代前半で胆管がんを患い、手術をした元従業員は安堵とともに会社への不満を口にしました。
「この現状を会社はどう受け止めているのか知りたい。会社が会見を弁護士を通じてしていることに、ちょっと納得いかない」(胆管がんを患う元従業員 本田真吾さん)
「SANYOーCYP」の代理人弁護士は、労災の決定後に記者会見を行うことを明らかにしています。
(03/14 19:02) 【厚生労働省】〜平成25年3月15日から時効が進行します〜【厚生労働省】
胆管がんについての労災請求の時効について〜平成25年3月15日から時効が進行します〜
仕事が原因で胆管がんを発症したと認められた場合、発症や死亡から、長期間経過している場合も、労災保険給付として認定される可能性があります。詳細は下記リーフレットをご覧ください。
・厚生労働省HP
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/rousai/130314-1.html
・リーフレット
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/rousai/dl/130314-1.pdf
・関連ニュース
「『印刷事業場で発生した胆管がんの業務上外に関する検討会』の報告書及び今後の対応について」(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002x6at.html
【厚生労働省】〜平成25年3月15日から時効が進行します〜【厚生労働省】 【動画】
胆管がん 従来とは異なる特徴(大阪府)
http://news24.jp/nnn/movie/news8896695.html
大阪市大のグループによると、印刷会社「SANYO−CYP」で胆管がんを発症した17人のうち11人は、がんになる前の病巣が胆管の複数にでき、段階を経てがんになる「多段階・多発性発がん」とみられ、従来の胆管がんの発症とは異なる特徴だと発表した。
[ 3/19 8:53 読売テレビ]
【動画】
胆管がん:「知られていなかった職業がん」英医学誌に
http://mainichi.jp/select/news/20130325k0000e040212000c.html
毎日新聞 2013年03月25日 15時00分
大阪市中央区の印刷会社、サンヨー・シーワィピーの胆管がん多発問題で、産業医科大の熊谷信二准教授(労働環境学)らによる論文が英国の国際的な医学誌「産業・環境医学(OEM)」オンライン版に掲載された。
インキ洗浄用の2種類の化学物質が原因と推測しており、「知られていなかった職業がん」と結論づけている。各国の胆管がん予防に寄与すると期待される。
熊谷准教授は、サ社でインキ洗浄が頻繁に行われた校正印刷部門で91〜06年に1年以上勤務した男性62人を調査。
一昨年12月にとりまとめた段階で、11人が発症、うち6人が死亡したことを確認した。死亡率は全国平均の2900倍で、仕事との関係が明確とした。
発症者は全員が塩素系有機溶剤の1、2−ジクロロプロパンを7〜17年浴び、10人はジクロロメタンに1〜13年さらされた。
2物質とも動物実験などから発がん性が認められ、職場は高濃度だったことから、「職場での濃度が最低限になるように管理するべきだ」と提言した。
サ社での発症者は現在、17人(うち死者8人)と判明している。
掲載は今月14日付。OEMは1960年(当時別名)、アスベストの住民への影響の論文を初めて掲載した。【大島秀利】
胆管がん労災認定「印刷業界以外も」…厚労省
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130325-OYT1T00339.htm?from=ylist
(2013年3月25日10時34分 読売新聞)
多数の胆管がん発症者が出た大阪市の校正印刷会社「SANYO―CYP」で使われた洗浄液に含まれる化学物質などが、胆管がんの発症原因になりうると判断されたのを受け、
厚生労働省は、印刷業界以外でも労災認定される可能性があるとして、労働基準監督署などへの相談を呼びかけ始めた。
現在、問題の化学物質が使われているのは金属加工業界などが主で、同省は「発症が広がる恐れがある」としている。
厚労省の検討会が14日にまとめた報告書は、同社の洗浄液に含まれていた化学物質「1、2―ジクロロプロパン」や「ジクロロメタン」について、
「長期間、高濃度でさらされることで胆管がんを発症しうると医学的に推定できる」と指摘した。
(3/30)講演会を開催します「水俣病、アスベスト、胆管がん問題の社会経済的要因──各問題の第一人者が語る」
水俣病、アスベスト、胆管がん問題の社会経済的要因──各問題の第一人者が語る
www.econ.kyoto-u.ac.jp/blog/2013/03/25/330
京都大学 大学院経済学研究科・経済学部
日時 2013 年3 月30 日(土) 13 時〜17 時
場所 稲盛財団記念館3 階 中会議室
(京阪電鉄『神宮丸太町駅』下車。川端通を北へ徒歩約5 分)
参加費 500 円
講演者
熊谷信二(産業医科大学准教授)「印刷労働者に多発する胆管癌—経緯と現状」
片岡明彦(関西労働者安全センター事務局次長)「アスベスト問題の転換点—クボタ・ショックの経験」
花田昌宣(熊本学園大学教授・水俣学研究センター長)「日本で被害が拡大する社会経済的要因—水俣病の経験から」
宮北隆志(熊本学園大学教授・水俣学現地研究センター長)「社会的困難に長年向き合う地域における『生活の質』と多様な主体による『地域運営』」
胆管がんで初の労災認定 大阪の印刷会社で16人
大阪労働局
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2701D_X20C13A3CC0000/
日本経済新聞2013/3/27 11:51
大阪中央労働基準監督署は27日、胆管がんの発症が相次いだ大阪市の印刷会社「サンヨー・シーワィピー」の従業員や元従業員16人を労災認定した。
各地の印刷会社の従業員に広がる胆管がんをめぐる労災認定は全国で初めて。労基署は同日、元従業員や遺族らに決定通知を発送した。
厚生労働省の検討会は14日、16人を労災認定すべきだとする報告書をまとめ、労基署が認定手続きを進めていた。
16人は有機溶剤を含む洗浄剤を使って印刷機械などに付着したインキを落とす作業に従事。
検討会の報告書は、洗浄剤に含まれる化学物質「1、2ジクロロプロパン」に長時間、高い濃度でさらされたことが、胆管がん発症につながった可能性が高いと指摘した。
厚労省によると、労災申請の段階で16人のうち7人は既に亡くなっていた。
16人以外にも同社の元従業員や、宮城、福岡両県の印刷会社の従業員ら計48人が労災申請しており、検討会が今後、審議を進める。〔共同〕
【動画】
胆管がん労災認定、印刷会社社長が謝罪 [TBS]
http://www.youtube.com/watch?v=_W21zrNttuc
胆管がん問題 印刷会社社長が会見 [MBS]
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE000000000000000533.shtml
「大変申し訳なく思っております、申し訳ございませんでした」「ご遺族の方々に誠実に対応させていただきたいと考えております」(SANYOーCYP 山村悳唯社長)
大阪の印刷会社で働く従業員が相次いで胆管がんを発症した問題で、27日、従業員の労災が認められたことを受け、この会社の社長が初めて公の場に姿を現し会見を行っています。
会見は午後6時半から大阪市内で開かれ、印刷会社「SANYO−CYP」の山村悳唯社長が記者の質問に答えています。
「SANYO−CYP」では、校正印刷に携わった従業員17人が胆管がんを患い、8人が死亡していて、大阪労働局は27日、元従業員16人に対し労災を認定しました。
この会社では、これまで代理人の弁護士だけが対応してきましたが、28日、山村社長が初めて公の場に姿を現し、「労災とは別に、会社として補償を考えたい」と話しました。 (03/28 18:57)
【動画】 だな。人殺しと変わらん
経営者まずいと思わなかったわけがない
まともな神経なら若いのが2,3人死んだ時点で応対する。 胆管がん:印刷会社で多発 労災認定 「会社が補償」社長が初会見、謝罪 元従業員「遅すぎた」
http://mainichi.jp/area/news/20130329ddn041040008000c.html
毎日新聞 2013年03月29日 大阪朝刊
大阪市中央区の印刷会社「サンヨー・シーワィピー」の現・元従業員で胆管がんを発症した16人(うち8人死亡)が労災認定された問題で、同社は28日、大阪市内で記者会見し、
山村悳唯(とくゆき)社長(66)らが多数の被害が出たことについて謝罪、道義的責任を感じるとして、患者や遺族らに補償する考えを明らかにした。【大島秀利】
今回の問題でサ社の幹部が会見するのは初めて。サ社は、厚生労働省専門検討会が胆管がんの原因物質になりうるとした化学物質、ジクロロメタンについて、96年1月と2月に使用した記録があったことを初めて認めた。
この物質は、有機溶剤中毒予防規則の対象で、局所排気装置の設置などが義務づけられているが、同社は当時、設置しておらず、専門家は同規則違反と指摘している。
会見で山村社長は「胆管がんの多発は大変申し訳なく、厳粛に受け止めている。生活に支障をきたしている患者や遺族に誠実に対応したい」とし、できるだけ早期に補償内容を考えて伝えるとした。
厚労省専門検討会は、サ社が使っていた1、2−ジクロロプロパンとジクロロメタンについて高い濃度で長期間浴びると胆管がんを発症すると推定したが、会社側は当時は発がん性の認識はなかったと説明。
代理人の弁護士は、民事上の法的責任は「現段階では不明」とした上で「事実を重く受け止めた」と話した。
今回の問題では16人の他に胆管がんを発症した元従業員1人が労災申請しており、認められる可能性が高い。元従業員らは、この日のサ社の補償方針について「当然で、遅すぎた」と話し、「なぜマスコミに先に説明するのか。
まだ、私たちには直接の謝罪がない」と不信感をあらわにした。
↓ ◇「被害者と向き合って」
「会社として補償を考えたい」−−。サンヨー・シーワィピーの28日の記者会見で山村社長らは何度も頭を下げた。問題表面化から10カ月。
公の場に出てこなかった理由について「労基署が調査中で、原因がわからず、出てこられなかった」と話すなど弁明に追われた。
会見で、山村社長の次男の健司取締役(35)は、過去に従業員に肝機能障害が起きた時や、胆管がん患者が相次いで出た時に医師に相談するなど、精いっぱい対応したことを強調。
山村社長は使用した有機溶剤の危険性の認識を問われ、「なぜこんなに(被害が)広まったのか、分からない。私自身おびえている」と力なく話した。
http://mainichi.jp/area/news/20130329ddn041040008000c2.html
サ社の会見終了後、元従業員と遺族の計3人も記者会見を開いた。サ社が補償に言及したことには3人とも「当然」と口をそろえ、夫を00年9月に31歳で亡くした女性(40)は「誠心誠意償ってほしい」と求めた。
しかし、今年1月に胆管がんの手術を受け、労災申請中の元従業員、野内豊伸さん(34)は「まず我々に説明すべきだ」と怒りの声を上げた。
昨年11月に手術を受け、労災認定された本田真吾さん(31)は、山村社長が「私自身おびえている」と話したことについて、「被害者は僕らだ。(被害者のことを)本当に考えているのか」と憤った。
元従業員や遺族を支援してきた関西労働者安全センター(大阪市)の片岡明彦事務局次長は「被害者と向き合う場を早く設けてほしい」と訴えた。【吉田卓矢、遠藤浩二】 ↑情報ソース
社長「労基署が調査中で、原因がわからず、出てこられなかった」
社長「なぜこんなに(被害が)広まったのか、分からない。私自身おびえている」
社長「道義的責任」を感じる
弁護士「民事上の法的責任」は現段階では不明
つっこみどころ満載だな。
原因は地下工場が換気ではなくただの循環装置になっていたからだよ。
なぜこんなに被害が広まったのかは、換気せず溶剤を許容濃度以下で使わないからだよ。
道義的責任で逃げるのでなく民事上の法的責任だよ。 基準があるのに守ってない以上は民事は当然として
刑事責任にも踏み込む必要あるんじゃないだろうか
基準があるってことは予見可能性はハッキリしてるわけで
それで障害してるんだから過失傷害行けんのか
少なくとも議論はすべきだと思う 民事上の責任[使用者等の責任]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%B0%91%E6%B3%95%E7%AC%AC715%E6%9D%A1
715条 ある事業のために他人を使用する者は、被用者がその事業の執行について第三者に加えた損害を賠償する責任を負う。
ただし、使用者が被用者の選任及びその事業の監督について相当の注意をしたとき、又は相当の注意をしても損害が生ずべきであったときは、この限りでない。
刑事上の責任[業務上過失致死傷等]
http://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%88%91%E6%B3%95%E7%AC%AC211%E6%9D%A1
211条 業務上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、五年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。重大な過失により人を死傷させた者も、同様とする。 事業者の四重責任とは?(社)安全衛生マネジメント協会
http://www.aemk.or.jp/word/sa38.html
事業者の四重責任
労働災害が起こったときに、事業者が問われる、刑事責任・民事責任・行政責任・社会的責任の4つの責任。
事業者が法律を守らなかったときや、守っていたとしても災害防止への努力が足りない時に、以下のような責任が課される可能性がある。
(1)刑事責任 労働安全衛生法違反などにより、災害が発生したときに、労働者を死傷させるなどすると、業務上過失致死罪に問われることがある。
(2)行政責任 違反の程度にもよるが、事業者に対して指名停止処分や、免許の取消し、機械等の使用停止処分などがある。
(3)民事責任(民事損害賠償責任) 労働災害は労災保険から補償が行われるが、慰謝料その他などの分については補償されない。このため、被災労働者や遺族から、不法行為責任、使用者責任などを問われて賠償金を請求されることがある。
(4)社会的責任 労働災害が報道されることで、社会的信用の失墜につながる。 労働安全衛生法違反
労働災害が発生したとき|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/rousai/
事業主は、労災を防止するため、労働安全衛生法に基づく安全衛生管理責任を果たさなければなりません。法違反がある場合、労災事故発生の有無にかかわらず、労働安全衛生法等により刑事責任が問われることがあります。
事業主は、労働安全衛生法に基づき、以下の措置を講じることが必要です。|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/index.html
(1)安全衛生管理体制を確立するため、事業場の規模等に応じ、安全管理者、衛生管理者及び産業医等の選任や安全衛生委員会等の設置が必要です。
(2)事業主や発注者等は、労働者の危険または健康障害を防止するための措置を講じる必要があります。
(3)機械、危険物や有害物等の製造や取扱いに当たっては、危険防止のための基準を守る必要があります。
(4)労働者の就業に当たっては、安全衛生教育の実施や必要な資格の取得が必要です。
(5)事業主は、作業環境測定、健康診断等を行い、労働者の健康の保持増進を行う必要があります。
(6)事業主は、快適な職場環境の形成に努めなければなりません。
※なお、快適職場推進計画認定制度は、平成4年度から行っていましたが、一定の成果が見られたこと等から、平成22年度をもって廃止することとなりました。 標準報酬月額の改ざんは無かったのかよ
補償金の額は雲泥の差になるからよ
メディアもそこ迄つっこめよ。 SANYO-CYP本社前に大勢の報道人が朝から詰めかけています。 >>180
労働安全衛生法について厚生労働省が必要事項としてまとめた(1)〜(6)のすべてに違反してそうだが。 胆管がん問題、大阪市の印刷会社を捜索
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130402-OYT1T00281.htm
大阪市中央区の校正印刷会社「SANYO―CYP」の元従業員ら17人が胆管がんを発症し、うち16人が労災認定された問題で、健康被害の防止措置を怠っていた疑いがあるとして、
厚生労働省大阪労働局は2日午前、労働安全衛生法違反容疑(産業医の未設置など)で同社本社と工場の計2か所について捜索を始めた。
従業員の健康管理の実態とともに、化学物質で汚染された空気が充満していた同社地下の作業環境などを調べ、刑事責任を追及する。
労働局によると、同社は、労働安全衛生法で産業医の設置が必要な50人以上の労働者を使用する事業所だが、産業医を置いておらず、健康被害を防ぐ措置を怠っていたなどの疑いがある。
一方、厚労省の調査で、同社は1991〜2006年、労災認定で原因物質とされた「1、2―ジクロロプロパン」を含む印刷機用の洗浄剤を使用していたことが判明。
労働局は、同社が産業医を置くことが必要となった01年以降、早期に選任していれば、胆管がん発症の被害拡大を防げた可能性もあったとみている。
(2013年4月2日11時26分 読売新聞) >>185
従業員の健康管理の実態とともに、化学物質で汚染された空気が充満していた同社地下の作業環境などを調べ、刑事責任を追及する。
【刑事責任】を追及する。
17人発症(8人死亡)、これだけ死傷者が出れば「業務上過失致死罪」に問われるだろうな。 >>185
同社地下の作業環境などを調べ、刑事責任を追及する。
↓
大阪の印刷工場、室内空気は循環?(2012.7.17)
還流率って何だ?
そもそも、還流率とは何?と思われる方も多いだろう。私も、首をかしげた。しかし、先週も引用した朝日新聞の記事を読むと、その意味が分かる。
http://www.asahi.com/national/update/0708/OSK201207070218.html
「有害物質を含む空気が循環」と書かれている。また、「作業場では校正印刷機の下に空気の吸い込み口があり、頭上の吹き出し口からも洗浄剤の刺激臭がしていた。循環する仕組みなんだと上司がいっていた」とも書かれている。
さらに、この記事の有料部分には、次のような記述がある。「印刷業関係者によると、きれいな色を出すには室温約25度、湿度55%が理想だ。
窓もない地下なら密閉性が高い。会社のPR文には『外気を完全にシャットアウト』」とある。社長は温度と湿度を完全に管理できる『西日本一の環境や』と自慢していたという。」
胸がつまってしまう。働いている人は、溶剤蒸気が循環することを売りにした作業場にいたのか!
中西準子 産業技術総合研究所フェロー、専門は環境工学(環境リスク学)。工学博士。
600-2012.7.17「胆管がん(3)−大阪の印刷工場、室内空気は循環?−」
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak596_600.html#zakkan600
『外気を完全にシャットアウト』
換気をしていないことを自慢していたとは、従業員の健康をまったく考えていない決定的証拠。 お知らせ
市原警察署の生活安全課の帰化人創価警官の指導の元、
入学式から2週間ほど、在日の創価学会員を主体とした自称防犯パトロールが、
2週間ほど行われることになりました
生活安全課の指導であることと、パトロールであることは、
絶対に公言してはいけないとの指導も、帰化人創価警官より出ています
期間中は2人組の在日の創価学会員が、頻繁に創価批判者の自宅周辺を、
うろつき回ると思われます
日本人の方は、充分に注意してください この会社が事件を起こし責任転嫁している相手が厚生労働省だからな。
その厚生労働省大阪労働局は喧嘩を売った相手。もうおとなしくしなさい。 厚労省どうこう以前に
社長なら従業員が次から次死んだらおかしいと思うだろ?
知恵遅れが社長してるのか? >>189
当初、全国で「胆管がん」大量発症企業がたくさん出れば「厚生労働省」(区分違い)の責任にできたが
化学物質は換気するのが常識で、ありえない「密閉」&「循環」の地下工場が原因。
ふたを開ければそんな企業は自社だけだった、そこで作戦変更。
会見ではより弱い立場の「納入は業者に一任」の責任逃れに切り替えている。
責任転嫁、責任逃れは「反省なし」として刑がどんどん重くなる。早く被害者の前で罪を認めなさい。
↓ソース
[動画]胆管がん労災認定、印刷会社社長が謝罪 [TBS]
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=hM4zHSoWQEQ
社長「胆管がんの原因と推定される溶剤の納入は業者に一任しており、作業現場が危険という認識はなかった」
社長「なぜこのように広がったんだろうというふうに、私自身がものすごく本当におびえております」 なんで YouTube消されるの?報道する時間も短いし!(´・ω・`) まあ企業なんてこんなもんでしょ。
金の為なら平気で人を殺す。水俣病,アスベスト,薬害エイズ,ワタミ過労自殺
企業とはそういうものだって前提で殺されないように対策を学んで実行しろって
事でしょう。過労死や自殺やうつ病が起きないように危険な長時間労働は断る,
休む,辞める,ユニオンに相談する,残業代を請求するといった対策を自分もや
れという事。自分と関わりのない会社の事を無責任に批判するだけじゃダメさ。 過去に何人も死んでるなんて知らないだろうし、職場を選び放題って人ばかりじゃないし
個人じゃ限度があるわ
2,3人人死んだ時点で危険て言うのは絶対わかるわけで
どんな顔して葬式出てたのか知らないが、どう考えても経営者が一番悪い。
法どうこうの前にモラルの問題で、知ってて毒与えてたのと一緒だからな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています