保護猫医療に支援を CF、4日で目標額達成 さらに資金必要

愛知県東部で、地域住民が共同で猫を管理する「地域猫」活動に取り組む
「命にやさしいまちづくり ハーツ」(豊橋市)が、病気やけがをした猫が生活する
「シェルター」の運営資金をクラウドファンディング(CF)で募集したところ、全国から支援が集まった。
開始から僅か4日目の17日、目標額に達した。活動にはさらなる資金が必要なため、引き続き支援を呼びかけている。

ハーツでは現在、36人のメンバーで558匹の猫の面倒を無償で見ている。
9月には、新城市で発覚した猫約80匹の多頭飼育崩壊の対応もした。コロナ禍により捨て猫の数は増えているという。

猫の保護費のほか、けがの治療や去勢など、2020年の運営費は12月14日時点で約1700万円にのぼるが、寄付や自費でまかなっている。

CFは16年から実施し今回が5回目。シェルターは2カ所あり、CFでは94匹が暮らす第2シェルターの
猫の医療費の一部70万円を募り、17日に達成。次は医療費全額540万円を目標に募集を継続している。

ハーツ代表の古橋幸子さんは「コロナ禍の中、これだけ多くの方に応援していただき非常にありがたい。
運営にはさらなる費用が必要で、引き続き支援をお願いしたい」と話している。期間は21年3月12日まで。

https://news.yahoo.co.jp/articles/77fb648a08979956ad3ad5c9550e33c54924cfdb