猫飼いがよくやる「猫吸い」。実はやりすぎは病気のリスクも。

猫吸いってなに?
猫吸いとは、飼い主さんが猫を抱っこしたり押さえたりして、猫の体に顔をくっつけて息を吸う行為のこと。
猫のモフモフのおなかに顔を埋めて、スーハーと息を吸ってみると、そのニオイで幸せな気持ちになれる猫飼いさんが多いようです。

猫吸いは衛生面で注意も!
猫吸いをする際、衛生面について気になる人もいるでしょう。猫も人も健康で常識の範囲で行うなら、それほど問題にはならないと思います。
しかし、過度なスキンシップによって猫からうつる病気もあるので、気をつける必要があります。
猫から人へうつる可能性のある病気については、下記のようなものがあります。

猫→人へうつる病気の例@:「回虫症」「トキソプラズマ症」
たとえば、「回虫症」や「トキソプラズマ症」などの消化管寄生虫は、人が猫の排泄物を口から吸い込むことが原因で、人にうつることがあります。
「飼い主さんが排泄物を吸い込むほど、猫の排泄物に接近することはないのでは……?」と思うかもしれません。
しかし、猫は排泄後に毛づくろいをしながら、おしりの汚れを毛などにつけてしまうことがあるので、愛猫の毛に顔を埋めた際、飼い主さんの口に入ることも考えられるのです。

猫→人へうつる病気の例A:「皮膚真菌症」「疥癬(かいせん)」
「皮膚真菌症」や「疥癬」などの皮膚の病気は、猫の体に飼い主さんの肌が密着しただけでうつる可能性があります。

猫→人へうつる病気の例B:「パスツレラ症」「猫ひっかき病」
「パスツレラ症」や「猫ひっかき病」などの細菌感染症は、スキンシップを嫌がった猫に噛みつかれたり引っかかれたりすると、
口や爪に常在している細菌が傷口から侵入してうつることがあります。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200403-00016563-nekomag-life
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