「引き受け先を探し続けたい」 虐待事件現場から保護された5匹の猫 札幌で譲渡会

8月31日、札幌市で猫の譲渡会が開かれました。

引き受け先を探す猫の中に、ある事件の現場から保護された猫も含まれていました。

8月31日、札幌市で保護した猫の譲渡会が開かれました。

会場では27匹の猫が引き受け先が決まるのを待っていました。

この内の5匹は2019年6月、札幌市中央区で起きたある事件現場から保護された猫でした。

それは2歳の池田詩梨ちゃんが虐待の上、衰弱死した事件で母親の池田莉菜被告は
保護責任者遺棄致死罪で、交際相手の藤原一弥被告は傷害致死罪で起訴されています。

保護された猫の中には、耳にタバコを押し付けられたとみられるやけどの跡があった猫や体重が平均の半分程の子猫もいました。

ニャン友ねっとわーく北海道・勝田珠美代表:「ネグレクトにあった猫特有ですが表情がない、感情がない。
やっとこうやって甘えるようになったし、元気いっぱい鳴けるようになった」

この日、5匹の引き受け先は見つかりませんでしたが、このグループでは、インターネットを通じて引き受け先を探し続けたいとしています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190902-00000012-hokkaibunv-hok