名古屋の2人刺殺事件 強盗殺人容疑で再逮捕

名古屋市北区の路上で6月、近くの会社員、赤松英司さん(41)ら男性2人が刺殺された事件で、愛知県警は15日、
赤松さんの同僚に対する殺人容疑で逮捕した近くの無職、佐藤俊彦容疑者(38)を、赤松さんに対する強盗殺人容疑で再逮捕した。

逮捕容疑は6月24日午後10時半ごろ、名古屋市北区西味鋺の路上で赤松さんの胸や腹などをナイフで複数回突き刺すなどして殺害した上、
現金約700円や指輪などが入った財布(計約2万円相当)を奪ったとしている。
佐藤容疑者は黙秘しているが、財布は佐藤容疑者の自宅から見つかっているという。

佐藤容疑者は赤松さんの同僚で愛知県大府市の小笠原智之さん(44)をナイフで複数回突き刺して
死亡させたとして、6月25日に殺人容疑で逮捕された。
捜査関係者によると、佐藤容疑者は小笠原さんを襲った後、逃げる赤松さんを追いかけながら胸や腹、背中などを繰り返し刺したとみられる。
刺し傷は20カ所以上あり、県警は強固な殺意を抱いていたとみている。
赤松さんは佐藤容疑者の真向かいのマンションに住んでいた。亡くなった2人は飲食店で食事をした帰りに
佐藤容疑者と口論になったとみられ、県警は詳しい動機を調べる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00000026-mai-soci
https://mainichi.jp/articles/20190715/k00/00m/040/093000c