医師:合格率は90%と高めだが、受験者のレベルは高い。
   必修、総論、各論、この3つが合格基準に達していれば合格なので、苦手科目は割と得意科目でカバーしやすい。
   ただ試験期間3日間、さらに必修に臨床実地問題があったりなど、他の試験にはない要素がある。
歯科医師:受験者のレベルは医師国家試験ほど高くないが、最近合格率の低下(60%ほど)してきている。
     必修、総論(A領域)、各論(B領域)、各論(C領域)、主にこの4つが合格基準に達していれば合格。
     各科目が各領域に分散されており、苦手科目が1つの領域に重なると致命的となる。
     またこれらの領域とは別に、小領域といわれるさらに細かい領域も設けられており、全科目まんべんなく勉強する労力を必要とする。
薬剤師:この試験も最近合格率の低下が起きているが、毎年合格率そのものの変動が大きいので、合格率においては一概に言えない。
    試験の合格基準としては、必修科目と総得点の2つが、主な合格基準となる。
    これ以外にも歯科医師国家試験と同様に、細かい領域も設けられている。
    必修が厳しいイメージが強いが、必修を突破すれば、あとは総得点の良い人が割と順当に受かる仕組みになっているので、
    成績の良い人が落ちるというような紛れは割と少ない。